攻撃のスイッチを探し、見つかった瞬間、一気に仕留めにかかる
高校時代から賢い選手だなという印象を受けていた。
早稲田大で3年生ながらも、2024年シーズンからのジュビロ磐田内定を発表したMF植村洋斗。彼は前に出てくるタイミングが秀逸で、かつ強度を持って攻撃に関わることができる選手だが、その激しさとは裏腹に非常にクールだ。
表情をあまり変えないで、全体の様子を見渡しながら、攻撃のスイッチを探し出し、見つかった瞬間にアグレッシブなプレーにスイッチを入れて、一気に仕留めにかかる。
日大藤沢高時代、植村は動きながらボールに関わり続け、攻撃の中枢を担っていた。早稲田大に進学すると、プレーに緩急が加わった。
アグレッシブな姿勢は持ち続けながらも、落ち着かせるべきところではボールをゆっくりキープしたり、テンポダウンを狙ったパスを出すなど、相手の流れを切るようなプレーが見られるようになった。そして磐田に内定が決まってからは、さらにこの緩急の付け方が絶妙なものとなっていた。
早稲田大で3年生ながらも、2024年シーズンからのジュビロ磐田内定を発表したMF植村洋斗。彼は前に出てくるタイミングが秀逸で、かつ強度を持って攻撃に関わることができる選手だが、その激しさとは裏腹に非常にクールだ。
表情をあまり変えないで、全体の様子を見渡しながら、攻撃のスイッチを探し出し、見つかった瞬間にアグレッシブなプレーにスイッチを入れて、一気に仕留めにかかる。
日大藤沢高時代、植村は動きながらボールに関わり続け、攻撃の中枢を担っていた。早稲田大に進学すると、プレーに緩急が加わった。
アグレッシブな姿勢は持ち続けながらも、落ち着かせるべきところではボールをゆっくりキープしたり、テンポダウンを狙ったパスを出すなど、相手の流れを切るようなプレーが見られるようになった。そして磐田に内定が決まってからは、さらにこの緩急の付け方が絶妙なものとなっていた。
9月17日の韓国大学選抜との日韓定期戦、20日の本田圭佑率いるU-23カンボジア代表との親善試合に臨む全日本大学選抜、U-23日本代表にも選出。韓国学生選抜戦(延長戦の末2−3)では熊澤和希(流通経済大、柏レイソル内定)とダブルボランチを組んでスタメン出場し、カンボジア戦(3-1)では途中出場した。
「大学選抜はみんなレベルが高いので、ここで僕が何ができるか、どういう違いを出せるのかを常に意識してやっています。自分の中で『違い』とは、ボールを持った時に相手を一枚剥がして、中盤からボールを運んでいく能力や、最後のパスのアイデア。そこはずっと大切にしている部分です」
韓国に出発する前の合宿で植村はこう口にしていた。その際に彼は早々に磐田内定を決めた理由と、自身のプレーの緩急について語ってくれた。
「早めに決めた理由の一番は、純粋にジュビロでプレーしたいと思ったからです。それ以外ですと、僕もパリ五輪世代なので、そこ(パリ五輪)を目ざすとなった時に、早い段階でプロの世界で活躍することが重要だと思ったのもあり、決断しました」
「大学選抜はみんなレベルが高いので、ここで僕が何ができるか、どういう違いを出せるのかを常に意識してやっています。自分の中で『違い』とは、ボールを持った時に相手を一枚剥がして、中盤からボールを運んでいく能力や、最後のパスのアイデア。そこはずっと大切にしている部分です」
韓国に出発する前の合宿で植村はこう口にしていた。その際に彼は早々に磐田内定を決めた理由と、自身のプレーの緩急について語ってくれた。
「早めに決めた理由の一番は、純粋にジュビロでプレーしたいと思ったからです。それ以外ですと、僕もパリ五輪世代なので、そこ(パリ五輪)を目ざすとなった時に、早い段階でプロの世界で活躍することが重要だと思ったのもあり、決断しました」