久保建英が所属するレアル・ソシエダは、現地9月3日に開催されたラ・リーガ第4節でアトレティコ・マドリーとホームで対戦。開始5分にアルバロ・モラタのゴールで先制を許すも、後半頭から投入された加入したばかりのウマル・サディクが55分に同点ゴールを奪い、1-1のドローに終わった。
この一戦で、久保は開幕4試合目にして初のベンチスタート。ここまで一角を担ってきた2トップは、復帰したばかりのアレクサンダー・セルロトとモハメド=アリ・チョが起用された。
日本代表MFに出番が回ってきたのは3枚替えを行なった71分。ダビド・シルバに代わってトップ下に入り、何度かチャンスを創出。オフサイドとなったとはいえ、76分にサディクがネットを揺らしたシーンでのラストパスは圧巻だった。
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ライバルの活躍でレギュラー争いは熾烈に
開幕から3試合連続スタメンだった久保は、悪いプレーは見せていなかったのにもかかわらず、なぜベンチスタートとなったのか。前節のエルチェ戦後、2日間別メニュー調整だった影響なのか。
スペイン・メディア『Futbol Fantasy』によれば、イマノル・アルグアシル監督は試合後、久保について質問を受けると、「今週、タケは通常のトレーニングでできなかったが、それが理由ではなく、勝つために可能な限り最高のチームを作るためにメンバーを決めた」と回答。こう続けた。
「ダビド(シルバ)は素晴らしいレベルにあり、チョ、セルロト、サディクもいる。昨日の記者会見でも言ったように、最後の2度の補強(セルロトとサディク)をする前も満足していたが、今はもっと満足している。なぜなら、必要なときに、素晴らしい重要な選手を頼りにできる選択肢が広がるからだ」
チョはアシスト以外にも躍動し、サディクは同点弾の鮮烈デビュー。久保は熾烈なレギュラー争いを勝ち抜けるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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