保有元のバルサは来夏の復帰を望まず
アントワーヌ・グリーズマンの、アトレティコ・マドリーにおける状況を難しくしている条項がある。バルセロナから2シーズン連続のレンタルでプレーすることが決まっているが、契約にはその2年の間に出場可能な公式戦50パーセントにおいて45分以上出場した場合、4000万ユーロでの買い取り義務が発生するという条項が盛り込まれている。
ちなみに現地ラジオ『カデナ・コペ』によると、グリーズマンは昨シーズン、81パーセントの試合で上記の条件を満たしているという。つまり今シーズン、普通にスタメンで試合に出場し続ければ、簡単にクリアできる数字だ。
裏を返せば、グリーズマンがこの条件をクリアできなければ、来夏、バルサに復帰することになる(契約は2024年6月まで)。グリーズマンは超が付くほどの高給取りであり、これはバルサにとって望まない事態だ。ただアトレティコとしても、グリーズマンが昨シーズンのような低調な成績(ラ・リーガでの得点は3)で終わるようなら、それは同じだ。
ちなみに現地ラジオ『カデナ・コペ』によると、グリーズマンは昨シーズン、81パーセントの試合で上記の条件を満たしているという。つまり今シーズン、普通にスタメンで試合に出場し続ければ、簡単にクリアできる数字だ。
裏を返せば、グリーズマンがこの条件をクリアできなければ、来夏、バルサに復帰することになる(契約は2024年6月まで)。グリーズマンは超が付くほどの高給取りであり、これはバルサにとって望まない事態だ。ただアトレティコとしても、グリーズマンが昨シーズンのような低調な成績(ラ・リーガでの得点は3)で終わるようなら、それは同じだ。
そこで焦点となってくるのが、グリーズマンの出場時間とその内容だ。奇しくも開幕2戦ともスタメンを外れ、なおかつ出場時間は45分以内(いずれも28分間の出場)に留まった。現地では、フロントが出場機会を限定するよう、現場に圧力をかけているのではないかという説も浮上している。
グリーズマンにとってもワールドカップを控えるだけに、もちろんこうした状況は不都合だ。
そんな中、古巣レアル・ソシエダのエースストライカーだったアレクサンデル・イサクがニューカッスルへ流出。現地では後釜候補のひとりとしてグリーズマンの名前も挙がっている。アトレティコ、グリーズマンともに「あり得ない話」と否定していると伝えられているが、果たして……。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【PHOTO】2022年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
グリーズマンにとってもワールドカップを控えるだけに、もちろんこうした状況は不都合だ。
そんな中、古巣レアル・ソシエダのエースストライカーだったアレクサンデル・イサクがニューカッスルへ流出。現地では後釜候補のひとりとしてグリーズマンの名前も挙がっている。アトレティコ、グリーズマンともに「あり得ない話」と否定していると伝えられているが、果たして……。
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