現地8月21日に開催されたラ・リーガ第2節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダがバルセロナとホームで対戦した。
カディス戦との開幕戦(1-0)で決勝ゴールを叩き出した久保は、かつてカンテラ(下部組織)でプレーした古巣との一戦で2試合連続のスタメン出場。その時と同様に4-4-2の2トップの一角でプレーする。
試合はいきなり動く。1分、バルサがカウンターを発動。ゴール前まで一気に運んだデンベレのグラウンダーのクロスをレバンドフスキが左足で合わせて、先制ゴールを挙げる。バイエルンから加入したポーランド代表FWはこれが移籍後初ゴールとなった。
しかし、ソシエダもすぐに反撃。6分に久保がデ・ヨングからボールを奪い、シルバが前線へパス。これを受けた主砲のイサクがループ気味にネットを揺らして同点ゴールを決める。
さらに27分には、メリーノのシュートをGKテア・シュテーゲンが弾いたこぼれ球を久保が左足で狙う。しかし、ゴール右に外してしまい、決定機を決めきれない。
ソシエダは44分にも、シルバが際どいシュートを放つも、GKテア・シュテーゲンに左手一本で防がれた。
【動画】ワントラップから右足でボレーシュート!久保建英が鮮やかに決めた移籍後初ゴールをチェック
2試合連続スタメンで2トップの一角でプレー
久保は51分にも見事な反転で敵CBアラウホをかわし、後ろから引っ張られてイエローカードを誘発する。
しかし66分、途中出場のファティのヒールパスを受けたデンベレに左足のシュートを決められ、勝ち越しゴールを許す。すると、その2分後にも、ファティのパスからレバンドフスキに決められ、あっという間にリードを広げられる。
バルサのカンテラでコンビを組んだファティに目の前で2アシストを見せつけられた久保は、その直後の69分にシルバ、イサクとともにベンチに下がった。
結局、78分にもファティのゴールでダメを押したバルサが、4-1で快勝。今シーズン初勝利を収めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】デ・ヨングからボールを奪取した久保が起点に!シルバ→イサクと渡ったソシエダの同点弾
【動画】「美しいの一言」「さすがのクオリティ」と称賛!久保建英が披露した“神トラップ”2連発
【動画】「漢の背中だ」「でかくなってる」試合後に上半身裸で一人ピッチを歩く久保建英