「やってきたことは全部出せた」
[インターハイ2回戦]昌平3-1星稜/7月25日(月)/鳴門・大塚スポーツパーク球技場
10大会連続30回目のインターハイ出場となった石川の強豪・星稜は2回戦から登場。初戦の相手は、FC東京に加入内定のドリブラー荒井悠汰(3年)や、ともにU-17日本代表の石川穂高(2年)と小田晄平(2年)など、好タレントを揃える昌平(埼玉)だった。
30度を超える気温と激しく照りつける日差し。厳しい環境のなかで行なわれた試合の立ち上がりは、星稜が積極的に攻勢に出た。前半3分に福島元基(3年)が左サイドを突破して精度の高いクロスを上げるなど、再三好機を創出。しかし、徐々に相手にペースを握られると、前半終了間際の34分に先制されてしまう。
さらに後半3分にゴール前のこぼれ球を押し込まれ、追加点を決められると、後半18分にはDFの背後に抜け出した篠田翼(3年)にネットを揺らされ、3点のビハインドを負った。
終了間際の後半35+3分に山下陸(3年)が一矢報いるゴールを挙げるも、直後に試合の終わりを告げるホイッスルが鳴り響いた。
10大会連続30回目のインターハイ出場となった石川の強豪・星稜は2回戦から登場。初戦の相手は、FC東京に加入内定のドリブラー荒井悠汰(3年)や、ともにU-17日本代表の石川穂高(2年)と小田晄平(2年)など、好タレントを揃える昌平(埼玉)だった。
30度を超える気温と激しく照りつける日差し。厳しい環境のなかで行なわれた試合の立ち上がりは、星稜が積極的に攻勢に出た。前半3分に福島元基(3年)が左サイドを突破して精度の高いクロスを上げるなど、再三好機を創出。しかし、徐々に相手にペースを握られると、前半終了間際の34分に先制されてしまう。
さらに後半3分にゴール前のこぼれ球を押し込まれ、追加点を決められると、後半18分にはDFの背後に抜け出した篠田翼(3年)にネットを揺らされ、3点のビハインドを負った。
終了間際の後半35+3分に山下陸(3年)が一矢報いるゴールを挙げるも、直後に試合の終わりを告げるホイッスルが鳴り響いた。
劣勢の展開のなか、前線で声を出してチームメイトを鼓舞し続け、自ら意地の一発も決めたキャプテンの山下は、「これまでやってきたことは全部出せた」としつつも、「試合がなかなか落ち着かなくて、蹴ったあとのセカンドボールが拾えなくて相手に拾われた。そういうところで相手のほうが上だったなと思います」と悔しさをにじませた。
ただ自身のプレーについては、「全然通用した」という力強いボールキープで攻撃の起点となり、抜群のタイミングの抜け出しから相手ゴールを強襲。今大会では、全国で戦える自信をつけ、なおかつ「悪い体勢からでももっとシュートを狙えるFWになりたいと思えた大会になりました」と収穫も多くあったようだ。
目標とする選手は、「裏の抜け出しが上手いので、参考にしている」というセルティックの古橋亨梧だ。
「今後はもっと抜け出しを磨けば、ゴールへのチャンスも増えると思う。ポストプレーばかりだと自分でシュートが打てないので、次からはもっと裏へ抜け出してシュートを意識したいです」
成長意欲が止まらない星稜のストライカーのさらなる成長に期待だ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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ただ自身のプレーについては、「全然通用した」という力強いボールキープで攻撃の起点となり、抜群のタイミングの抜け出しから相手ゴールを強襲。今大会では、全国で戦える自信をつけ、なおかつ「悪い体勢からでももっとシュートを狙えるFWになりたいと思えた大会になりました」と収穫も多くあったようだ。
目標とする選手は、「裏の抜け出しが上手いので、参考にしている」というセルティックの古橋亨梧だ。
「今後はもっと抜け出しを磨けば、ゴールへのチャンスも増えると思う。ポストプレーばかりだと自分でシュートが打てないので、次からはもっと裏へ抜け出してシュートを意識したいです」
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