「チャンスの作り方が、あまり上手くない」。エース本田が語った根深き課題とは?

カテゴリ:日本代表

五十嵐創(サッカーダイジェスト)

2015年09月04日

「勝ったことは評価されるべき。どんな相手だろうと簡単には勝てない」(本田)

格下カンボジアを3-0で下し、「当然勝ったことは評価されるべき。どんな相手だろうと簡単に勝つことはできない」と、ロシア・ワールドカップ予選の初勝利を喜んだ本田だが……。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 前半の本田は、まさに攻撃の起点だった。サイドに開いてタメを作り、周囲と上手く連動しながら、何度もチャンスに結びつけた。

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 最初の決定機は12分。右サイドを駆け上がった酒井宏を上手く使って右サイドを崩す。さらに、22分にはグラウンダーのクロスで長谷部の決定機を演出し、25分には再び酒井宏にスルーパスを通して香川の決定的なシュートにつなげた。

 そして迎えた28分、山口からのショートパスを受けた直後に左足を一閃。相手GKの手を弾く強烈な無回転ミドルで、守りを固めるカンボジアから先制点を奪った。

「あれは入るとは思っていなかった。だから、入ってホッとしたのと、リードできたので気持ちを切り替えて2点目を取りに行きたいという感じでしたね」

 その後は、直接的にゴールに絡むことはなかったものの、常に高い位置取りでカンボジアを押し込み、3-0の勝利に貢献した。格下相手のホームゲームできっちりと結果を出した本田は、「当然勝ったことは評価されるべき。どんな相手だろうと簡単に勝つことはできないのは分かっていたのでね」と、まずはロシア・ワールドカップ予選の初勝利を喜んだ。

 もっとも、内容に満足した様子はなかった。「どんな相手にも簡単に勝つことができない……」の後に続けたのが、次の言葉だ。

「一方でね。もう少し点が取れたと思うし、チャンスの作り方は、当然まだまだだなっていうのが、試合をやってみての率直な感想ですね」

 多くのチャンスを作りながらも、「3点しか取れなかったと見ていくべきかなと思う」。そう切り捨てた本田は、さらに日本代表の根本的な問題についても踏み込んでいった。
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