６月１日に８年在籍したレアル・マドリー退団を発表し、現在はフリーのガレス・ベイルに対し、レンジャーズのレジェンドOBアリー・マッコイスト氏がジョークを飛ばした。

　32歳のウェールズ代表FWは今シーズン、怪我に悩まされ、マドリーでの公式戦出場はわずか７試合に終わるも、代表戦では抜群の存在感を発揮。３月のオーストラリアとのカタール・ワールドカップ（W杯）欧州予選プレーオフ準決勝では２ゴール、今月５日のウクライナとの決勝でも、自身のFKで決勝点を呼び込み、64年ぶりのW杯出場をもたらした。
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　結果次第では現役引退も囁かれていたベイルは、ウクライナとの大一番を制した後、「引退する計画を延期するか？」との問いに、「たぶん、少しだけ！」とコメント。現役続行で去就がより話題となるなか、マッコイスト氏は英メディア『talk SPORT』で、大のゴルフ好きで、玄人はだしの腕を持つウェールズの英雄へ、冗談交じりにオファー。

　ゴルフの本場で、７月に第150回全英オープンが開催されるセント・アンドリュースなど、数多くの象徴的なコースを誇る自国、スコットランドの魅力を訴えている。
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「もし私がレンジャーズの人間だったら、何かオファーをしに行くだろうね。彼は人生を楽しみたい時期なんだ。彼が大のゴルフファンであることは周知の事実だし、我々の国には最高のゴルフコースがある。私は彼をここに連れてきて、『ほら、ここで１年過ごせ』と言うだろう。ファンも絶対に彼を気に入るはずだ」

　プライベートは多くの時間をゴルフコースで過ごすベイルにとって、魅力的であることは間違いないが……。今冬のカタールW杯に向け、一体どこを新天地に選ぶのだろうか。

　さらに59歳の元スコットランド代表FWは、昨シーズンの後半はユベントスからのレンタル移籍で、レンジャーズでプレーしたウェールズ代表の同僚アーロン・ラムジーにも言及。「ラムジーが100パーセント、フィットしていなかったことに失望したという意見があることは承知している」と切り出し、見解を示している。

「彼は今、アメリカに行くという選択肢はないのか？私は彼を知らないので、詳しくは言えないが、選手生活の最後の２、３年を楽しみたい時期のようだ。そして、それは私が望むところでもある。30分しか出番がないような、つまらない選手にはなってほしくない。（ウクライナ戦では）今までのようなキレはなかったが、このまま終わることはないだろう」

　ウェールズを背負う２人の新シーズンに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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