一方でマトリのウェストハム行き、メクセスの残留が濃厚に。

攻守両面で高いレベルの働きが期待できるクツカ。いまだ中盤が機能していないミランで重要な役割を担うかもしれない。ミハイロビッチ監督にとっては、マリオ・バロテッリよりも待望していた存在なのでは? (C) Getty Images
ミランは27日、ジェノアからスロバキア代表MFユライ・クツカを獲得した。
移籍話が浮上したのは、同日朝。トルコのブルサスポルから移籍金300万ユーロ+ボーナスというオファーを受けたジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が、以前から良好な関係にあるミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長に連絡し、獲得を打診したのがきっかけだった。
ガッリアーニ副会長がシニシャ・ミハイロビッチ監督に意見を求めたところ、チームにはこのタイプのMFが欠けていることもあり、すぐに同意が得られたため、そこから話が一気に進んだ。
一方、余剰戦力の整理についても、シモーネ・ザザ(ユベントス)の獲得に失敗してアレッサンドロ・マトリにターゲットを変更したウェストハムとの交渉が27日に大きく進展、移籍成立がほぼ確実になった。28日には、ロンドンでメディカルチェックが行なわれる予定だ。
さらに同日、フィオレンティーナがフィリップ・メクセス獲得を打診し、交渉が進むかに見えたが、こちらはクラブと選手本人の意思が一致して、すぐに話が立ち消えになったようだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
移籍話が浮上したのは、同日朝。トルコのブルサスポルから移籍金300万ユーロ+ボーナスというオファーを受けたジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が、以前から良好な関係にあるミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長に連絡し、獲得を打診したのがきっかけだった。
ガッリアーニ副会長がシニシャ・ミハイロビッチ監督に意見を求めたところ、チームにはこのタイプのMFが欠けていることもあり、すぐに同意が得られたため、そこから話が一気に進んだ。
一方、余剰戦力の整理についても、シモーネ・ザザ(ユベントス)の獲得に失敗してアレッサンドロ・マトリにターゲットを変更したウェストハムとの交渉が27日に大きく進展、移籍成立がほぼ確実になった。28日には、ロンドンでメディカルチェックが行なわれる予定だ。
さらに同日、フィオレンティーナがフィリップ・メクセス獲得を打診し、交渉が進むかに見えたが、こちらはクラブと選手本人の意思が一致して、すぐに話が立ち消えになったようだ。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎