自由に浮遊するシャドーならより力が発揮できる
鎌田大地は、現在の森保ジャパンで確固たる地位を築けるか。所属するフランクフルトではヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献。欧州の地で着実に進化を遂げるアタッカーは、日本代表の6月シリーズで久々の代表復帰を果たした。小さくない期待と注目が集まるなか、起用ポジションの“最適解”は? 東京新聞の唐沢裕亮記者に見解をうかがった。
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かつて「『6番』や『8番』でやっていきたい」と語ったように鎌田大地は以前からインサイドハーフとして自らの適正に自信を示していた。
ただ、昨年10月のワールドカップ(W杯)・アジア最終予選のオーストラリア戦から、日本代表の基本布陣は4-2-3-1から4-3-3に変わり、インサイドハーフというポジションという望む場所ができたものの、そこには田中碧と守田英正が座った。
以来、アンカーの遠藤航を含めた中盤の「3ボランチ」のユニットは定着し、盤石に映る。それに伴い、鎌田が出番を減らすことになったことを考えると、W杯本番まで半年を切ったタイミングで、鎌田を今の4-3-3のインサイドハーフに組み込むというのは最適なのか疑問の余地はある。
むしろ森保一監督がオプションとして3-4-2-1の採用も視野に入れていることを踏まえれば、同じ布陣のフランクフルトで主戦場とするシャドーがベストではないか。森保監督は4月に視察したヨーロッパリーグ準々決勝のフランクフルト対バルセロナで、バルセロナをW杯1次リーグでぶつかるスペイン代表に見立てつつ、「戦い方のヒント、選択肢を見せてもらった」と振り返った。
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かつて「『6番』や『8番』でやっていきたい」と語ったように鎌田大地は以前からインサイドハーフとして自らの適正に自信を示していた。
ただ、昨年10月のワールドカップ(W杯)・アジア最終予選のオーストラリア戦から、日本代表の基本布陣は4-2-3-1から4-3-3に変わり、インサイドハーフというポジションという望む場所ができたものの、そこには田中碧と守田英正が座った。
以来、アンカーの遠藤航を含めた中盤の「3ボランチ」のユニットは定着し、盤石に映る。それに伴い、鎌田が出番を減らすことになったことを考えると、W杯本番まで半年を切ったタイミングで、鎌田を今の4-3-3のインサイドハーフに組み込むというのは最適なのか疑問の余地はある。
むしろ森保一監督がオプションとして3-4-2-1の採用も視野に入れていることを踏まえれば、同じ布陣のフランクフルトで主戦場とするシャドーがベストではないか。森保監督は4月に視察したヨーロッパリーグ準々決勝のフランクフルト対バルセロナで、バルセロナをW杯1次リーグでぶつかるスペイン代表に見立てつつ、「戦い方のヒント、選択肢を見せてもらった」と振り返った。
くねくねと捕らえどころがないように動き、前線でボールを持ちながらテンポに緩急をつけられる鎌田は、代表でも異能。ライン間でチャンスメイクし、ボックス内でも仕事ができる攻撃の強みがあり、ダブルボランチがしっかりと構えた前で自由に浮遊するシャドーならより力が発揮できる。
フランクフルトで主力を張っている事実からすれば、その力を再現しやすいシチュエーションで起用するのが得策だと考える。フランクフルトと同じく、古橋享梧や前田大然ら献身的に守備に走れる1トップ候補がいることで、よりクラブと近い感覚でプレーできそうなのもプラスだ。
欧州で実績を積む25歳は、森保監督が温める3バックのキーパーソンになりうる。
取材・文●唐沢裕亮(東京新聞)
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欧州で実績を積む25歳は、森保監督が温める3バックのキーパーソンになりうる。
取材・文●唐沢裕亮(東京新聞)
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