J１リーグは５月29日、第16節の７試合を各地で開催。三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソル対清水エスパルスが行なわれ、３－１で柏が快勝を収めた。
立ち上がりから柏は攻守の切り替えが速く、ボールを失ってもすぐさま奪い返し、主導権を握ると、13分に先制点を奪う。
戸嶋祥郎からの横パスをペナルティエリア手前中央で受けたマテウス・サヴィオが、華麗なターンとキックフェイントで相手をかわし、左足の強烈なシュートをゴール左に突き刺す。M・サヴィオは２試合連続の得点に。
さらに39分にはショートカウンターから、古賀太陽の縦パスを前線で受けた細谷が、ドリブルで抜け出して冷静にゴールへ流し込み、追加点を奪う。細谷も２試合連発となった。
大南が今シーズン初ゴール
後半も攻勢を強めると、58分に大南拓磨が今季初得点となるチームの３点目を決める。左サイドからのクロスをゴール前で上島拓巳が頭で触り、細谷が後方に落とすと、大南が右足でシュートを放つ。これがゴール左に吸い込まれる。
その６分後、一瞬の隙を突かれて清水の片山瑛一に１点を返され、終盤には猛攻を受けたが、最後まで冷静な守備対応で２点のリードを守り切った柏が２連勝。清水は２試合連続の３失点で３連敗を喫した。
次節は６月18日にともにホームで、柏はヴィッセル神戸と、清水はアビスパ福岡と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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