アーセナルのミケル・アルテタ監督が、あまりに不甲斐ない戦いぶりに苦言を呈した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　現地時間５月16日に開催されたプレミアリーグ第37節で、アーセナルはニューカッスルと敵地で対戦。39分には冨安健洋が負傷交代を強いられたなか、後半に２発を叩き込まれ、なす術なく０―２で敗れた。
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　この結果、チャンピオンズ・リーグ（CL）出場圏内の４位トッテナムとは勝点差２、得失点差－15で最終節を迎えることとなった。アルテタ監督は完敗を認め、「チャンピオンズ・リーグでプレーしたいのであれば、それに必要なレベルには程遠かった」と、辛辣なコメントを残している。

「いつもなら私は常に選手を擁護する。だが、今夜は違う。ニューカッスルは最初から最後まで、全てにおいて我々より100倍優れていた。受け入れるのは難しいが、これが現実だ。私たちは戦わず、ゲームに入れなかった。全ての勝負に負けた。ニューカッスルは、おそらくもっと大差で勝つに値した。信じられないほど失望している。痛恨の極みだ。（CL出場権は）我々の手の中にあったのに、今はもうない」
 

　非常に厳しい状況であることは間違いないが、トップ４フィニッシュの可能性が潰えたわけではない。スペイン人指揮官は前を向き、エバートンとの今シーズン最終戦に向け、決意を示している。

「サッカーには常に小さなチャンスがある。頭を下げて、感じた毒を全て飲み込んで、明日からまた頑張らなければならない」

 　確実に勝利で締め、宿敵トッテナムが敗れるのを祈るしかない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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