甲府――最終ラインの要・山本の復帰が濃厚。神戸――川崎戦に続き4バックを採用か?
J1リーグ 2ndステージ・8節
ヴァンフォーレ甲府 - ヴィッセル神戸
8月22日(土)/18:00/山梨中銀スタジアム
※8月21日時点
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(7節終了時):16位 勝点5 1勝2分4敗 4得点・7失点
年間成績(24試合終了時):14位 勝点24 7勝4分13敗 16得点・29失点
【最新チーム事情】
●CBに山本が復帰の見込みも、佐久間監督は慎重な姿勢を貫く。
●疲労で阿部翔が木曜日の練習を回避。左WBに新加入の秋吉をテスト。
●マラニョンの登録が完了。状態は万全ではないが今節から出場可能に。
【担当記者の視点】
前節・横浜戦を落とし佐久間体制発足後、初の連敗を喫した。5節の浦和戦以来無得点が続く攻撃面も看過できないが、堅守をベースにすることもあり、ここ4試合・5失点を喫する守備面への不安は拭えない。
そんななか、怪我で離脱していた山本の復帰が見込まれるのはなによりも朗報だろう。この不動のCB不在が、堅守に支障をきたしたと言っても過言ではなかったために、ベテラン3人(山本、土屋、津田)が揃う最終ラインを軸に、堅守を取り戻せるかはポイントとなりそうだ。
一方攻撃面では、つなぎを意識せず、1トップのバレーにボールを集める形を入念にチェック。2シャドーの阿部拓、伊東を含めた攻撃陣の奮起も連敗阻止への鍵を握る。
ヴィッセル神戸
2ndステージ成績(7節終了時):9位 勝点10 3勝1分3敗 11得点・10失点
年間成績(24試合終了時):11位 勝点29 7勝8分9敗 28得点・29失点
※8月21日時点
【最新チーム事情】
●前節の川崎戦で4試合ぶりの勝利(○2-0)を掴み、J1ホーム通算100勝を達成。
●川崎戦の前半途中から採用した4バックを今週のトレーニングでもテスト。
●アウェーの甲府戦は過去3戦未勝利。
【担当記者の視点】
3連敗で臨んだ前節の川崎戦は、前半途中の4バック変更が奏功し、勝利を掴んだ。今週のトレーニングでも引き続き4バックを試しており、甲府戦は4-2-3-1で戦う可能性が高い。ただし、ミラーゲームに持ち込むのがネルシーニョ監督の常套手段なだけに、相手に合わせ、基本布陣の3-4-2-1でスタートしてもなんら不思議はないだろう。
アウェーの甲府戦はここまでの3戦で1分2敗と未勝利。昨季は4戦無敗と上り調子で乗り込んだものの、カウンターから失点し敗れた。その敗戦が終盤戦の失速のキッカケになったことを考えれば、今節は昨季の悔しさを晴らしたいところだ。
ネルシーニョ監督との確執でマルキーニョスの退団が噂されるなど、今後が懸念されるニュースもあるが、上位進出の足掛かりとして、敵地で初勝利を掴みたい。
ヴァンフォーレ甲府 - ヴィッセル神戸
8月22日(土)/18:00/山梨中銀スタジアム
※8月21日時点
ヴァンフォーレ甲府
2ndステージ成績(7節終了時):16位 勝点5 1勝2分4敗 4得点・7失点
年間成績(24試合終了時):14位 勝点24 7勝4分13敗 16得点・29失点
【最新チーム事情】
●CBに山本が復帰の見込みも、佐久間監督は慎重な姿勢を貫く。
●疲労で阿部翔が木曜日の練習を回避。左WBに新加入の秋吉をテスト。
●マラニョンの登録が完了。状態は万全ではないが今節から出場可能に。
【担当記者の視点】
前節・横浜戦を落とし佐久間体制発足後、初の連敗を喫した。5節の浦和戦以来無得点が続く攻撃面も看過できないが、堅守をベースにすることもあり、ここ4試合・5失点を喫する守備面への不安は拭えない。
そんななか、怪我で離脱していた山本の復帰が見込まれるのはなによりも朗報だろう。この不動のCB不在が、堅守に支障をきたしたと言っても過言ではなかったために、ベテラン3人(山本、土屋、津田)が揃う最終ラインを軸に、堅守を取り戻せるかはポイントとなりそうだ。
一方攻撃面では、つなぎを意識せず、1トップのバレーにボールを集める形を入念にチェック。2シャドーの阿部拓、伊東を含めた攻撃陣の奮起も連敗阻止への鍵を握る。
ヴィッセル神戸
2ndステージ成績(7節終了時):9位 勝点10 3勝1分3敗 11得点・10失点
年間成績(24試合終了時):11位 勝点29 7勝8分9敗 28得点・29失点
※8月21日時点
【最新チーム事情】
●前節の川崎戦で4試合ぶりの勝利(○2-0)を掴み、J1ホーム通算100勝を達成。
●川崎戦の前半途中から採用した4バックを今週のトレーニングでもテスト。
●アウェーの甲府戦は過去3戦未勝利。
【担当記者の視点】
3連敗で臨んだ前節の川崎戦は、前半途中の4バック変更が奏功し、勝利を掴んだ。今週のトレーニングでも引き続き4バックを試しており、甲府戦は4-2-3-1で戦う可能性が高い。ただし、ミラーゲームに持ち込むのがネルシーニョ監督の常套手段なだけに、相手に合わせ、基本布陣の3-4-2-1でスタートしてもなんら不思議はないだろう。
アウェーの甲府戦はここまでの3戦で1分2敗と未勝利。昨季は4戦無敗と上り調子で乗り込んだものの、カウンターから失点し敗れた。その敗戦が終盤戦の失速のキッカケになったことを考えれば、今節は昨季の悔しさを晴らしたいところだ。
ネルシーニョ監督との確執でマルキーニョスの退団が噂されるなど、今後が懸念されるニュースもあるが、上位進出の足掛かりとして、敵地で初勝利を掴みたい。