現地時間５月11日、延期になっていたプレミアリーグ第33節が行なわれ、マンチェスター・シティはアウェーでウォルバーハンプトンと敵地で対戦。５-１で大勝した。

　この試合で躍動したのがベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネだ。７分にベルナルド・シウバのスルーパスに反応して左足を振り抜き、ゴール右隅に流し込むと、16分にはラヒーム・スターリングへのパスをGKが防いだこぼれ球を左足ダイレクトで蹴り込む。さらに24分には右サイドからのスローインからドリブルで運び、左足で豪快なミドルを突き刺し、ハットトリックを達成。60分にも自らゴールを決め、なんと計４点を挙げた。
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　現地メディア『ESPN』によれば、デ・ブルイネがハットトリックを達成するのは2011年以来とのこと。試合後、30歳の名手は中継を担当していた『BT Sports』のフラッシュインタビューに応じると、「チームも自分も素晴らしい試合ができたと思うし、満足している。チームの繋がりは格別で、ここで一緒にプレーするのが大好きだ」と述べた。

　そんななか、デ・ブルイネが３点目を叩き込んだ後のセレブレーションが現地サポーターの間で話題を呼んでいる。両手で丸を作る“禅”のようなポーズをしてみせたのだ。

　このポーズといえば、前日にドルトムントからシティへの移籍が決定したアーリング・ハーランドがゴールを決めた後に行なったセレブレーションとしても知られる。現地のファンサイト『Fan Nation』では、サポーター間で「ハーランドを歓迎している」「いや、彼なりの宣戦布告だろう」「意識してるんだなあ(笑)」「彼が入ったチームを見るのが待ち切れないんだろう」といった議論が交わされている。

　シティは残り２試合で勝点４を獲得すればリーグ制覇が決まる状況だ。次節は15日、ホームでウェストハムと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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