現地時間５月８日に行なわれたプレミアリーグ第36節で、首位マンチェスター・シティはニューカッスルに５－０で快勝。 ２位リバプールがトッテナムに引き分けたことで、勝点差は３ポイントに広がった。

　試合後、指揮官のジョゼップ・グアルディオラは「イングランドの誰もが、メディアも含めて、リバプールを支持しているんだ」と自虐的に語った。スポーツチャンネル『beIN Sports』が伝えている。

　リバプールはすでにリーグ・カップで戴冠を果たしており、残るプレミアリーグ、チャンピオンズ・リーグ、FAカップを制覇すれば前代未聞の４冠を達成することになる。そのうちのひとつであるプレミアリーグの優勝については、シティがそれを阻止する可能性が色濃く残っている。

　試合後、この件について尋ねられたグアルディオラ監督は「誰もがリバプールの４冠を願っているようだ」と述べた。
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「もちろん、彼らはヨーロッパにおいて信じられないほどの歴史的な成果を挙げてきた。タイトル、遺産、ドラマティックな物語など、様々なものを抱えており、マンチェスター・ユナイテッドと並んで最も有名なチームだ。そうなることは理解できるし、そういう声があがるのは当然だ。

　だが、私たちもここ10年、11年、12年でそのレベルに近いところまで来ている。正直に言えば、不快な思いをすることもあるが、気にしないことにしている。イングランドの国民は、我々よりもリバプールに勝ってほしいと思っているだろう。それは普通のことだ。世界規模で考えれば、もっと多いかもしれない」

　ちなみに、ペップはツイッターに公式アカウントを持っていない。ではどこでファンや国民の動向を察知しているのかという疑問が浮上するが、英メディア『The Athletic』によれば「このスペイン人指揮官は秘密のツイッターアカウントを持っており、何が語られているかを追跡している」とのことだ。

　プレミアリーグは残り３節。シティはウォルバー・ハンプトン、ウェストハム、アストン・ビラと対戦する。リバプールとの優勝争いに、世界中のフットボールファンが注目している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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