J１リーグは５月７日、第12節の５試合を各地で開催。IAIスタジアム日本平では清水エスパルス対川崎フロンターレが行なわれ、２－０で川崎が勝利を収めた。

　ゴールデンウィーク連戦の最後のゲーム、直近５試合負けのない清水が、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）から帰国後、最初のリーグ戦となる川崎をホームに迎えた。

　立ち上がりからボールを握り、攻勢を強める川崎が脇坂泰斗の今季リーグ初ゴールで先手を取る。14分、アタッキングサードでの華麗な崩しから、ゴール前で家長昭博がキープし、横パスを送る。これに反応した脇坂がペナルティエリア右から強烈なシュートをネットに突き刺す。

　さらに32分には、ペナルティエリア手前右から脇坂がアーリークロスをファーサイドに供給。走り込んだマルシーニョがヘディングでゴールに流し込み、追加点を挙げる。

　CBの鋭い縦パスから、テンポよく正確なパスを繋いでビルドアップ。ボール奪われても素早く複数人で相手を囲んで即時奪回。主導権を握った川崎が、２点をリードして前半を折り返す。
 

　後半、清水は速攻からシンプルなクロスや背後を狙うパスを供給。しかし、相手DFにはね返され、なかなかラストパスが味方に合わない。

　結局このままスコアは変わらず。攻守に圧倒した川崎が２発快勝でリーグ戦２連勝。清水は６試合ぶりの敗戦を喫した。

　次節は14日、清水はアウェーで京都サンガF.C.と、川崎はホームでアビスパ福岡と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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