川崎は４月27日、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）のグループステージ第５戦で蔚山現代（韓国）と対戦し、２－３で敗れた。

　前節、ジョホール・ダルル・タクジム（マレーシア）戦で５－０の大勝を飾った川崎。中２日で行なわれた蔚山戦は、レアンドロ・ダミアンや家長昭博、谷口彰悟、山根視来らが先発に名を連ねた。

　立ち上がりからボールを握り、敵陣へ押し込む川崎だったが、一瞬の隙を突かれて相手に２点を先取されてしまう。

　14分、味方のシュートのこぼれ球に反応したレオナルドに押し込まれ先制されると、その６分後にはカウンターからオム・ウォンサンに決められる。

　その後も川崎は攻勢を強める。右サイドの山根と家長の連係や、L・ダミアンの力強いポストプレーなどから何度もアタッキングサードへ進入し、チャンスを作る。

　すると40分、谷口がペナルティエリア左へ浮き球のパスを送り、マルシーニョが頭でゴール前に折り返す。最後はL・ダミアンが右足で流し込み、１点を返した。
 

　しかし、後半開始早々の47分に速攻から蔚山のヴァレリ・カザイシュヴィリにネットを揺らされ、ふたたび２点差とされる。

　68分には、ゴール前のこぼれ球を拾ったL・ダミアンがシュートを放つも、GKチョ・ヒョヌのスーパーセーブに阻まれる。90＋２分にL・ダミアンが２点目を決め、ふたたび１点差とするも、最後まで反撃及ばず。今大会初黒星を喫した。

　次戦は30日、グループステージ最終節で広州FC（中国）と対戦。日本時間18時キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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