96~98シーズンのキルシュテン以降、「連覇」はなし。

写真左上から時計回りに、さらなる飛躍が期待できるディ・サント、裏への飛び出しが魅力のドルミッチ、大迫と好連携を見せるモデスト、左足で豪快に突き刺すウート。 (C) Getty Images
2015-16シーズンのブンデスリーガがいよいよ幕を開ける。バイエルンが本命視される覇権争いに対して、まったく読めないのが得点王争いだ。
96~98シーズンのキルシュテン(当時レバークーゼン)以降、「連覇」を成し遂げた選手はひとりも存在しない。
昨シーズンはフランクフルトのマイアーが32歳にして突如として覚醒し、小さくない驚きとともに栄冠を勝ち取った。
21世紀以降を振り返っても、02-03シーズンにはクリスティアンセン(当時ボーフム)、04-05シーズンにはミンタル(当時ニュルンベルク)、06-07シーズンにはゲカス(当時ボーフム)、08-09シーズンにはグラフィッチ(当時ヴォルフスブルク)と、戦前の予想を覆したトップスコアラーが少なくなく、今シーズンも意外な選手がタイトルレースを盛り上げるかもしれない。
本命はあくまでバイエルンのレバンドフスキやドルトムントのオーバメヤン、シャルケのフンテラールら実績十分の点取り屋ながら、今回はブンデスリーガの魅力のひとつである得点王争いのダークホース候補を一挙に紹介する。
フランコ・ディ・サント(シャルケ/アルゼンチン代表)
19歳でチェルシーに引き抜かれたものの、なかなか開花せずに欧州挑戦7年目の昨シーズン、ブレーメンで自身初の二桁得点を記録した。
今夏にシャルケ移籍を勝ち取り、さらなる飛躍が期待される。正確に枠を捉えるダイレクトシュートが持ち味だ。
ヨシプ・ドルミッチ(ボルシアMG/スイス代表)
ニュルンベルクに所属した13-14シーズンにリーグ3位の17得点を挙げるも、レバークーゼンでプレーした昨シーズンは6ゴール止まり。
スピードを活かした裏への飛び出しが武器で、新天地のボルシアMGが得意とする速攻の質を高める切り札となりうる。
アントニー・モデスト(ケルン/フランス国籍)
筋骨隆々のストライカーで、圧倒的なパワーに物を言わせながら、相手ゴールを陥落する。
ケルン入団1年目ながら、トップ下の大迫と息の合った連携を見せており、この日本代表のアシストからネットを揺らすパターンを確立しつつある。
マルク・ウート(ホッフェンハイム/ドイツ国籍)
6歳から所属したケルンで日の目を見ず、過去2シーズンのエールディビジで計22ゴールと、急成長を遂げた「逆輸入戦士」。
マーカーを引き剥してラストパスを呼び込む秀逸な動き出しと、左足の豪快なフィニッシュに定評がある。
96~98シーズンのキルシュテン(当時レバークーゼン)以降、「連覇」を成し遂げた選手はひとりも存在しない。
昨シーズンはフランクフルトのマイアーが32歳にして突如として覚醒し、小さくない驚きとともに栄冠を勝ち取った。
21世紀以降を振り返っても、02-03シーズンにはクリスティアンセン(当時ボーフム)、04-05シーズンにはミンタル(当時ニュルンベルク)、06-07シーズンにはゲカス(当時ボーフム)、08-09シーズンにはグラフィッチ(当時ヴォルフスブルク)と、戦前の予想を覆したトップスコアラーが少なくなく、今シーズンも意外な選手がタイトルレースを盛り上げるかもしれない。
本命はあくまでバイエルンのレバンドフスキやドルトムントのオーバメヤン、シャルケのフンテラールら実績十分の点取り屋ながら、今回はブンデスリーガの魅力のひとつである得点王争いのダークホース候補を一挙に紹介する。
フランコ・ディ・サント(シャルケ/アルゼンチン代表)
19歳でチェルシーに引き抜かれたものの、なかなか開花せずに欧州挑戦7年目の昨シーズン、ブレーメンで自身初の二桁得点を記録した。
今夏にシャルケ移籍を勝ち取り、さらなる飛躍が期待される。正確に枠を捉えるダイレクトシュートが持ち味だ。
ヨシプ・ドルミッチ(ボルシアMG/スイス代表)
ニュルンベルクに所属した13-14シーズンにリーグ3位の17得点を挙げるも、レバークーゼンでプレーした昨シーズンは6ゴール止まり。
スピードを活かした裏への飛び出しが武器で、新天地のボルシアMGが得意とする速攻の質を高める切り札となりうる。
アントニー・モデスト(ケルン/フランス国籍)
筋骨隆々のストライカーで、圧倒的なパワーに物を言わせながら、相手ゴールを陥落する。
ケルン入団1年目ながら、トップ下の大迫と息の合った連携を見せており、この日本代表のアシストからネットを揺らすパターンを確立しつつある。
マルク・ウート(ホッフェンハイム/ドイツ国籍)
6歳から所属したケルンで日の目を見ず、過去2シーズンのエールディビジで計22ゴールと、急成長を遂げた「逆輸入戦士」。
マーカーを引き剥してラストパスを呼び込む秀逸な動き出しと、左足の豪快なフィニッシュに定評がある。