現地時間４月10日、ベルギー・リーグ第34節が行なわれ、シント＝トロイデン（STVV）はホームにスタンダール・リエージュを迎えた。試合には３-０で勝利し、レギュラーシーズンの最後は４連勝と上々の結果で終えた。

　この試合で、移籍後初の先発を果たしたのがMF香川真司だ。スタメンにはFW原大智、林大地、DF橋岡大樹、GKシュミット・ダニエルと日本人選手５人が名を連ねることになった。

　その香川は22分、原の今シーズン８点目となるゴールをお膳立て。味方からのパスを受けると、前を向いて素早く前線に正確なロングフィードを送る。これを原がぴたりと足下に収めて、そのまま勢いよくゴール前まで切り込み、右足を振り抜いた。香川はベルギー・リーグでの初アシストを記録。この後に林も今シーズン７点目を奪い、77分にも追加点を挙げ、３-０の快勝を収めた。
【動画】香川のロングフィードをぴたりと収めた原がゴール前に猛進！ 先制点のシーンをチェック

　先制点となった日本人ホットラインによる得点は、中継を担当する『DAZN』の公式アカウントで広く拡散され、ファンから称賛の声が相次いでいる。

　大半が「ええパスからのええトラップ」「香川パスうっま。原大智もトラップうま」「メルテンスみたいなトラップ」「最高のパスに最高のトラップ！」「やーもう香川ならこれぐらいはね、という名刺みたいなパス」「香川のパスも大智のトラップもクソうめぇな」「後ろ向きのボールめっちゃトラップするやん」といった称賛で、そのほかには「原がハーランドに見える。色も黄色でアシストも香川だから、ドルトムントに見えてきたわ」「俺たちの香川復活しろ！」「森保さん！…は見てないか」といったコメントも見られた。

　残念ながら欧州カップ戦への参加権を争うプレーオフ２進出は逃したSTVV。だが、試合後には現地局『ELEVEN SPORTS』から「プレーオフからは脱落してしまったけれど、カナリアズ（STVVの愛称）にとって素晴らしい強靭なシーズンだった！」と称賛の声が送られる、充実したシーズンとなったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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