衝撃の敗戦に守護神が失望感を露わにした。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　４月９日に開催されたプレミアリーグ第32節で、マンチェスター・ユナイテッドはエバートンと敵地で対戦。27分に先制を許すと、その１点を最後まで返せず。リーグ戦直近７試合で６敗の下位相手になすすべなく敗れ、リーグ戦で４位以内に与えられるチャンピオンズ・リーグの出場権獲得は極めて困難となった。

　あまりに不甲斐ない戦いぶりにOBのガリー・ネビル氏は、ツイッターで「ユナイテッドはジョークだ。エバートンはよくやった。フランク・ランパード（エバートン指揮官）はよくやったよ」と、皮肉たっぷりに投稿するなど、各所で批判の声が上がるなか、ダビド・デ・ヘアは攻撃面の不満を口に。チームメイトに厳しい言葉を掛けている。

「僕らは恥さらしだ。この試合は勝つべきだった。我々は得点できないが、得点するための適切なチャンスも作れていない。十分な力がない、それは確かだ。これではトップ４に入るのは難しいだろう。彼ら（エバートン）は水曜に試合をし、疲れていたが、僕らより気持ちが入っていた。受け入れられないね」
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　また、ラルフ・ラングニック監督も「エバートンには悪いが、バーンリー相手に３失点したチームからゴールを奪えなければ、何も期待できない」と、バッサリ。得点力不足に苦言を呈している。

「このような試合でゴールを決めなければ、ヨーロッパのカップ戦の出場権を獲得するのは難しいだろう。選手自身はヨーロッパリーグでの戦いを熱望しているはずだが、今日のようなプレーではその資格はない」

　現在７位のユナイテッドは、４位のトッテナムとは６ポイント差となっている。逆転切符を掴み取るためには、クリスチアーノ・ロナウドらアタッカー陣の奮起が不可欠だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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