• トップ
  • ニュース一覧
  • 圧巻の一撃に満面の笑み。それでも斉藤光毅は飽き足らず。滲み出るサッカーへの“飢え”【U-21代表】

圧巻の一撃に満面の笑み。それでも斉藤光毅は飽き足らず。滲み出るサッカーへの“飢え”【U-21代表】

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2022年03月27日

前半からゴールの予感を漂わせていた

カタール戦でチームを勢いづかせる先制点を決めた斉藤。“10番”に相応しい活躍ぶりだった。写真:松尾祐希

画像を見る

【ドバイカップ】U-21日本代表 2-0 U-23カタール代表/3月26日/アル・マクトゥーム・スタジアム

 誰よりもゴールに飢えている。FWだったら、いつだって誰だってそうだろう。決まった瞬間、凛々しい表情が一気に変わり、最高の笑顔がピッチに弾けた。ベルギーに渡ってから約1年2か月。日本代表で久しぶりに味わうゴールの喜びは格別だった。

 ドバイカップの第2戦、U-23カタール代表を相手に、U-21日本代表は2-0の勝利。チームを勢いづかせる先制点を挙げたのが、10番を背負う斉藤光毅(ロンメル)だ。

 斉藤が日の丸を背負って海外勢との試合でゴールを決めたのは、2018年10月25日に行なわれたU-19アジア選手権予選のグループステージ第3戦・イラク戦以来となる。3年半ぶりの一撃に本人も「素直にゴールを決められて嬉しい」と言いつつ、あまりの興奮ぶりに試合後は「(得点シーンを)あんまり覚えていない(笑)」と笑ってみせた。斉藤の先制弾のあと、途中出場の山本理仁(東京V)が追加点をゲットし、日本は完勝した。

 カタール戦の斉藤は、前半からゴールの予感を漂わせていた。開始早々に斜め45度の位置から右足でシュート。27分に細谷真大(柏)のラストパスをファーサイドで受け、フリーの状態から左足で合わせる。ポストに阻まれてしまうが、積極的にゴールを狙う姿勢が見て取れた。
 
 後半になっても勢いは止まらない。左サイドでボールを受けると、ドリブルや最終ラインの背後への抜け出しでゴールに迫った。そして、53分。ついに歓喜の時が訪れる。

 半田陸(山形)のスローインを起点に細谷が右サイドを抜け出し、グラウンダーのクロスを入れる。ゴール前でスタンバイしていた斉藤にとり、想像以上にボールが後ろに来たため、ダイレクトでシュートを打てない状況だったが、身体をうまく使ってボールをコントロールする。

「落ち着いてゴールできたのは成長の証」(斉藤)。キックフェイントを入れて右足で対峙する相手の股を抜くシュートを突き刺す。喜びを噛み締めた斉藤の表情は晴れやかで、最高の笑顔で仲間の祝福を受けた。

 一方で斉藤はどこか物足りなさそうで、「もっとできるぞ」という欲に満ち溢れていたようにも見える。76分にお役御免となったが、ピッチを去る際の姿からもサッカーに対する“飢え”が伺えた。
 
【関連記事】
「大問題だ」森保Jと対戦するベトナム代表の“日本嫌い”韓国人指揮官に危機!通訳がコロナ陽性で母国メディア懸念「言葉を理解できる人が誰もいない」
「なんで出してくれないんですか?」松井大輔が明かした岡田監督への“直談判”に内田篤人も驚き!「ムカついてたから…」
「交際させていただいています」田中碧が元℃-ute鈴木愛理さんとの交際を認める。代表活動中に異例の報告
「日本はアジアにおけるユース育成の基準」豪州記者が国内リーグの差を訴える!「いまだ2部は存在せず、昇降格もない」
【動画】U-21日本代表 5-1 横浜F・マリノス|注目試合のハイライトをチェック!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ