久保建英が所属するマジョルカは、3月22日にルイス・ガルシア・プラサ監督を解任し、24日に元日本代表監督のハビエル・アギーレの新指揮官就任を発表した。
注目されるのが、新体制での久保の起用法だ。前監督はレギュラーとして重用していたが、当然ながら指揮官が代われば定位置は安泰ではない。
スペイン・メディア『Futbol Fantasy』は25日、「クボかイ・ガンインか」と題した記事を掲載。これまで久保と交代で途中出場するケースが多かった韓国代表MFとのレギュラー争いに注目している。
「どちらの選手もシーズン中に目立つ瞬間があったが、一緒にプレーすることは決してなくなった。後半、韓国人が日本人に代わって出るのが常習化していた」
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「一緒にプレーすることは決してなくなった」
同メディアは、「これまで、ルイス・ガルシア・プラザは主に4-2-3-1と4-4-2の2つのシステムを使用してきた。2人のアジア人が先発することはめったに見られなかった。両選手が似たようなプロファイルであるため、フィールドでの互換性についての指摘が時々あった。ともに左利きで、ゲームビジョンあり、ボールスキルがある」と続けている。
記事は、様々なメディアの採点やレーティングでは久保が上回っているとしつつ、「6連敗の後、ルイス・ガルシアは解任され、タケとイ・カンインのジレンマは変わる可能性がある」と綴り、立場が入れ替わる可能性を指摘している。
「監督交代は常に、前監督に使われなかった選手が目立つようになる機会であり、その逆もある」
もちろん、ライバルは同じ年のレフティだけではない。久保は63歳のメキシコ人指揮官からの信頼を勝ち取れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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