18日に入札が締め切られた
プレミアリーグのチェルシーを買収すべく、ロンドンを拠点とする投資会社「セントリカス」が手を挙げたようだ。米スポーツチャンネル『ESPN』が現地時間3月22日付けで報じた。
同メディアによると、チェルシーの売却入札は18日に締め切られた。申し込みは20~30にのぼり、個人や団体、企業などが名を連ねており、セントリカスも入札したことを認めたという。
同社は、過去に国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)の資金調達に関するアドバイザーを務めた経験がある英国内の投資会社だ。現地紙『Daily Mail』によれば、共同設立者のニザール・アル・バッサム氏はチェルシーのシーズンパス保持者であり、ほかにもシーズンパスを保持する3名がこの買収オファーに手を貸しているという。
同メディアによると、チェルシーの売却入札は18日に締め切られた。申し込みは20~30にのぼり、個人や団体、企業などが名を連ねており、セントリカスも入札したことを認めたという。
同社は、過去に国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)の資金調達に関するアドバイザーを務めた経験がある英国内の投資会社だ。現地紙『Daily Mail』によれば、共同設立者のニザール・アル・バッサム氏はチェルシーのシーズンパス保持者であり、ほかにもシーズンパスを保持する3名がこの買収オファーに手を貸しているという。
アル・バッサム氏は同紙の取材に応じ、「入札はすべて国内で行なわれ、我々のなかに外国人投資家はいないので、国内資本を利用しているという点は非常に注目に値すると思う」述べた。
「これは長期的なコミットメントでなければならない。スタジアムの拡張や新スタジアムの建設は半世紀にわたる公約であり、ファンとの協議を経て行われる必要がある。それに、我々には今の状態を保持しつつ、商業的な収益を様々な方法で高めることができる」
だが、チェルシーのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏は、自身を含むロシアの新興財閥「オリガルヒ」に制裁を下したイングランド国内からの入札を受けたくないと主張しているという。実際に、オファーを拒否する権利も有しているようだ。
欧米以外からの入札では、サウジアラビア・メディア・グループの26億6000万ポンド(約4000億円)のオファーが最も高額であり、可能性を残しているようだ。しかしながら、今回の売却は英国政府の管理下にあり、湾岸諸国からのアプローチを認める可能性は低いとみられる。
果たして、チェルシーの所有権は誰の手に渡るのか。今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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「これは長期的なコミットメントでなければならない。スタジアムの拡張や新スタジアムの建設は半世紀にわたる公約であり、ファンとの協議を経て行われる必要がある。それに、我々には今の状態を保持しつつ、商業的な収益を様々な方法で高めることができる」
だが、チェルシーのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏は、自身を含むロシアの新興財閥「オリガルヒ」に制裁を下したイングランド国内からの入札を受けたくないと主張しているという。実際に、オファーを拒否する権利も有しているようだ。
欧米以外からの入札では、サウジアラビア・メディア・グループの26億6000万ポンド(約4000億円)のオファーが最も高額であり、可能性を残しているようだ。しかしながら、今回の売却は英国政府の管理下にあり、湾岸諸国からのアプローチを認める可能性は低いとみられる。
果たして、チェルシーの所有権は誰の手に渡るのか。今後の動向が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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