屈辱的な惨敗を喫した選手たちに、厳しい評価が下された。

　現地時間３月20日に開催されたラ・リーガ第29節で、首位のレアル・マドリーは、３位のバルセロナをホームに迎え、０-４の大敗を喫した。

　カルロ・アンチェロッティ監督が用意した４-２-４-０システムが機能せず、前半に２点を奪われると、３-４-３にチェンジした後半の立ち上げに２失点。完全にゲームを支配された。

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　スペイン紙『AS』は、「イタリア指揮官の奇妙な決定は、マドリーに大惨事を引き起した」と酷評。選手たちにも手厳しかった。

　先発11人のうち、ダニエル・カルバハル、ダビド・アラバ、ナチョ、トニ・クロース、ロドリゴ、フェデリコ・バルベルデ、ヴィニシウス・ジュニオールのなんと７人に「０点」評価（３～０点）。エデル・ミリトン、カゼミーロ、ルカ・モドリッチが「１点」で、好セーブを連発したGKのティボー・クルトワが「３点」だった。

　同じくマドリードに拠点を置く『MARCA紙』も、７人が「０点」。『AS』紙と違うのは、ミリトンとカゼミーロが「０点」で、バルベルデとヴィニシウスが「１点」、クルトワは「２点」だった。

　記事では、「ボールを持ったり、ボールを取り戻したりことができず、ホームスタジアムでクラッシュして転倒した。すべてがうまくいかなかった。マドリーは喪に服している。大打撃から再構築しなければならない」と辛辣だった。

　エースのカリム・ベンゼマが故障で欠場したというエクスキューズはあるとはいえ、ホームでの大敗に、批判の声はしばらくなりやみそうになさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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