今冬から古巣のバルセロナで再びプレーしているダニエウ・アウベスが、新天地で本領を発揮できずにいるリオネル・メッシについて語った。

　昨夏に少年時代から在籍したバルサを電撃退団し、パリ・サンジェルマンへ活躍の場を移したメッシだが、アシストこそコンスタントにマークするも、得点数はめっきり減少。ここまでリーグ・アンでわずか２点と、30ゴールを挙げてラ・リーガ得点王に輝いた昨シーズンに比べ、かなり寂しい結果となっている。

　批判を浴びることも少なくないかつてのチームメイトについて、38歳のブラジル代表DFは米スポーツチャンネル『ESPN』のインタビューで言及。「レオは楽しんでいない」と心境を慮っている。

「僕にとっては、彼は（パリSGでは）場違いなんだ。今はそこに居場所はない。（バルサ時代に）レオはいつも僕に『ここより幸せな場所があるだろうか』と言っていたよ。（戻ってきた）僕がその証拠だ。ここよりいい場所なんてない。レオは今日ここにいないけど、戻ってこれるように願っているよ」
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　また、D・アウベスは「バルサで最も驚いた若手選手は誰か」という質問には、19歳のスペイン代表MFだと回答。以前はカンプ・ノウで共闘し、現在は選手と監督の関係にあるシャビに通じる部分があると明かしている。

「ペドリは監督を思い出させるよ。他の選手には見えないものを見ているし、他の選手にはできないことをするんだ」

　盟友の思いが通じ、メッシが“故郷”に帰還する日は来るのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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