自身は４試合ノーゴールで批判を浴び、チームも停滞ムードで周囲が騒がしくなっていた前節のリビングストン戦、セルティックの前田大然はゴールという結果を見事に残した。

　３月９日、『READ』は「ダイゼン・マエダはクラブに来てまだ２か月強だが、すでにチームにとってキーマンのひとりだ」と、日本代表ストライカーに賛辞を寄せている。

「ここまで12試合で５得点を挙げており、これはまずまずの成果だ。それに彼はセルティックにとって今シーズン最も重要なゴールのひとつを決めている。リビングストン戦の先制点だ」

　同メディアはリビングストン戦の前田の得点を「非常に賢い攻撃」と評し、「15年勝っていなかった場所で勝利するための自信をセルティックに与える重要なゴールだった」と称賛している。

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「マエダは毎週ゴールを決めているわけではないが、定期的に貢献している。クラブに来て短期間だがうまくやってきた。シーズン終了までに２桁得点も可能だ。それを実現できれば、FWにとって良いセルティック・パークでの１年目となるだろう」

　READは「かなり沈黙した試合もあった」としつつ、「だがストライカーが毎週良いプレーをすることはできないし、彼らへの供給によるところも大きい」と続けた。

「例えば、スコアレスドローだったハイバーニアン戦では、彼もベストではなかったが、大半でMFやウイングから供給がなかった」

「アンジェ・ポステコグルー監督はこれまでの彼のパフォーマンスに満足しているだろう。そして、彼がシーズン終了まで重要なゴールを決め続けられるように願っているはずだ」

　セルティックは15日にスコティッシュカップ準々決勝でダンディーと、続くリーグ次節でロス・カウンティと対戦。インターナショナルウィークをはさみ、４月３日には宿敵レンジャーズとのオールドファームに臨む。
 
　ワールドカップ予選に招集される見込みの前田が、クラブでも代表でも好調を保つのを願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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