現地時間３月６日に開催されたプレミアリーグ第28節で、４位のマンチェスター・ユナイテッドは、首位のマンチェスター・シティと、敵地エティハドで対戦した。

　ダービーを制し、終盤戦へ弾みをつけたいところだったが、開始５分でケビン・デ・ブルイネに先制を許すと、22分にジェイドン・サンチョの巧みなコントロールショットで一度を追いつくも、28分にショートカウンターから再びデ・ブルイネにネットを揺らされる。

　迎えた後半は、ほとんどの時間で相手にボールを持たれ、68分と91分にいずれもリャド・マハレズのシュートで被弾。エースのクリスチアーノ・ロナウドを負傷で欠いたユナイテッドは、終わってみれば１―４の完敗で、宿敵にシーズンダブルを許した。
【動画】デ・ブルイネ＆マハレズが２発！シティの圧勝に終わったマンチェスター・ダービーをチェック

　現地紙『The Sun』によれば、ユナイテッドOBのロイ・キーンは、衛星放送『Sky Sports』で「５、６人の選手は二度とユナイテッドでプレーするべきではない。本当に情けない」と、不甲斐ない古巣を酷評している。
 

「シティはベストの状態でさえなかったし、そうある必要もなかった。もう２、３段階のギアがあったと思う。オールド・トラフォードでの試合と同じように、一捻りしただけだね。昔から言われているように、大人対子どもだ。彼らはあきらめた。恥ずべきことだ」

　シュート数は５対24で、ポゼッションはおよそ３割に留まった。50歳の元アイルランド代表MFは「本当に良いチームと対戦して、相手がボールをキープしているなか、それを奪い返すことができないのは辛いことだ」とも語っている。

「ファンも馬鹿じゃない。彼らは自分たちのチームを見て、選手が戦っていないのを分かっている。言い訳はできない。この先数日、間違いなく声明が出るだろうが、誰がチームやツイッターやその他のくだらないもので出すかはみんな知っている。私はそんなことは気にしない。ピッチ上で何を言うか、それが重要なんだ」

　今回の敗戦でユナイテッドは３試合消化の少ないアーセナルに抜かれ、５位に後退した。残りは10試合。トップ４へ返り咲くことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち

【PHOTO】Ｃ・ロナウド、アグエロ、ベンゼマ、イブラ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選＆一挙紹介！