「エドゥを残していたらどうなっていたかは分からない」
トーマス・トゥヘル監督が、痛恨のPK失敗を犯した守護神を気遣った。英紙『Daily Mail』が伝えている。
現地時間2月27日に開催されたリーグカップ決勝で、チェルシーはリバプールと対戦。決定機をモノにできず、延長戦を経て突入したPK戦でも、10人目までフィールドプレーヤー全員が成功させる激闘になる。
だが、GK対決となった11人目で、先行の相手守護神クィービーン・ケレハーがきっちり決めたのに対し、PK戦直前に正守護神エドゥアール・メンディに代わって入った、後攻のケパ・アリサバラガが大きく外してしまい、力尽きた。
【動画】最後は22人目のPKキッカー、ケパの失敗で決着。リーグ杯を懸けた死闘をチェック
PK要員として起用されながら、キックを1本も止められず、自らの失敗で試合を終わらせる形となってしまったケパを、ドイツ人指揮官は全力で擁護している。「誰かのせいにしたいなら、私のせいにすればいい。英雄になるために決断しているわけではない」と、責任は采配を下した自身にあるとコメントした。
現地時間2月27日に開催されたリーグカップ決勝で、チェルシーはリバプールと対戦。決定機をモノにできず、延長戦を経て突入したPK戦でも、10人目までフィールドプレーヤー全員が成功させる激闘になる。
だが、GK対決となった11人目で、先行の相手守護神クィービーン・ケレハーがきっちり決めたのに対し、PK戦直前に正守護神エドゥアール・メンディに代わって入った、後攻のケパ・アリサバラガが大きく外してしまい、力尽きた。
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PK要員として起用されながら、キックを1本も止められず、自らの失敗で試合を終わらせる形となってしまったケパを、ドイツ人指揮官は全力で擁護している。「誰かのせいにしたいなら、私のせいにすればいい。英雄になるために決断しているわけではない」と、責任は采配を下した自身にあるとコメントした。
「もちろん彼にとっては悪い結果になってしまったが、非難される筋合いはない。選手たちは彼の実力を知っているし、単純にエドゥ(メンディ)よりも多くの時間をこのクラブで過ごしている。
結果が出た後で、自分の判断をやり直すことはできないし、エドゥをピッチに残していたらどうなっていたかは分からない。だから責められるとしたら私だ。決断が上手くいくときもあれば、そうでないときもある。これが交代を指示する監督としての人生だ。後悔はしていない」
ケパ自身はSNSで「(この結果には)ガッカリだが、僕らは努力し続ける」とコメントし、前を見据えた。頼れる知将の下、努力あるのみだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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ケパ自身はSNSで「(この結果には)ガッカリだが、僕らは努力し続ける」とコメントし、前を見据えた。頼れる知将の下、努力あるのみだ。
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