「前線に力強さを与えてくれる」ベイルを指揮官は高く評価。
R・マドリー 0(10PK9)0 ミラン@上海(7月30日)
【PHOTO】R・マドリーのプレシーズン
■カシージャ、守護神争いにアピールに
新加入のGKカシージャは、PK戦では最終11人目で登場して決めた。「PKを蹴ることは滅多にないから、決めたかった」と語っている。
試合でも、バッカのシュートを綺麗なフォームでセーブするなど活躍を見せ、先発に名乗りを挙げた。
空中戦の強さは圧巻で、安定感もある。反射や1対1ではナバスに劣るものの、これからマドリーのGKのポジション争いが激しくなるのは間違いない。
■ベニテス効果で守備に安定感
マドリーは、プレシーズンの4試合で1失点。合宿中、ベニテス監督は守備陣を集めて個別に指導するなど、主に守備の徹底をメインテーマとして取り組んできたが、その効果が出つつある。
ミラン戦でも、ピッチ上の10人が組織的にプレスをかける場面が目立つなど、守備では一定の成果を上げている。
ヴァランヌ、ペペともに好調で、セルヒオ・ラモスも契約延長で心身ともに充実。懸念は、この日いまひとつのプレーだったダニーロか。
■見る者を魅了したイスコの魔法
この試合で最も観客を沸かせたのが、イスコの個人技だ。華麗なトラップとドリブルでミラン守備陣を幾度もかわし、ロナウドのヘディングシュートに繋げるクロスを上げたシーンはさすがだった。
攻撃陣では、コンディションは一番。「イスコを先発に」という声は、マドリディスタの間で高まっている。
■トップ下はベイルで固定か!?
前線の「BBC(ベイル、ベンゼマ、ロナウド)」については、この日は目立った活躍はなかったが、ベニテス監督は試合後、トップ下のベイルを評価していた。
「ベイルはまずまず良かったし、ハードワークをしてくれる。スペースを突ける選手で、ライン間でもプレーできる。いわゆるパサーやオーガナイザーではないが、前線に力強さを与えてくれる」
文:豊福晋
【PHOTO】R・マドリーのプレシーズン
■カシージャ、守護神争いにアピールに
新加入のGKカシージャは、PK戦では最終11人目で登場して決めた。「PKを蹴ることは滅多にないから、決めたかった」と語っている。
試合でも、バッカのシュートを綺麗なフォームでセーブするなど活躍を見せ、先発に名乗りを挙げた。
空中戦の強さは圧巻で、安定感もある。反射や1対1ではナバスに劣るものの、これからマドリーのGKのポジション争いが激しくなるのは間違いない。
■ベニテス効果で守備に安定感
マドリーは、プレシーズンの4試合で1失点。合宿中、ベニテス監督は守備陣を集めて個別に指導するなど、主に守備の徹底をメインテーマとして取り組んできたが、その効果が出つつある。
ミラン戦でも、ピッチ上の10人が組織的にプレスをかける場面が目立つなど、守備では一定の成果を上げている。
ヴァランヌ、ペペともに好調で、セルヒオ・ラモスも契約延長で心身ともに充実。懸念は、この日いまひとつのプレーだったダニーロか。
■見る者を魅了したイスコの魔法
この試合で最も観客を沸かせたのが、イスコの個人技だ。華麗なトラップとドリブルでミラン守備陣を幾度もかわし、ロナウドのヘディングシュートに繋げるクロスを上げたシーンはさすがだった。
攻撃陣では、コンディションは一番。「イスコを先発に」という声は、マドリディスタの間で高まっている。
■トップ下はベイルで固定か!?
前線の「BBC(ベイル、ベンゼマ、ロナウド)」については、この日は目立った活躍はなかったが、ベニテス監督は試合後、トップ下のベイルを評価していた。
「ベイルはまずまず良かったし、ハードワークをしてくれる。スペースを突ける選手で、ライン間でもプレーできる。いわゆるパサーやオーガナイザーではないが、前線に力強さを与えてくれる」
文:豊福晋