現地時間2月20日に行なわれたラ・リーガ第25節で、久保建英が所属する15位のマジョルカ(勝点26)が、3位のベティス(同43)とアウェーで対戦。1-2で敗れ、連勝が2で止まった。
ラ・リーガでは5試合連続のスタメン入りを果たした久保は、主戦場の右サイドハーフでプレーした。
ベティスにボールを支配される展開となるが、久保は得意のキープ力を活かして何度かチャンスを創出。17分には、右サイドからドリブルで持ち込み、FWヴェダト・ムリチに絶妙のパスを送るも、敵DFにぎりぎりで阻まれた。
ただ、守備では自身のサイドをたびたび狙われ、苦戦を強いられる。25分には、裏のスペースを突かれ、セルヒオ・カナレスのパスから敵左SBアレックス・モレーノにヘッドで決められて先制を許す。
【動画】久保の裏を完全に突かれる…マジョルカの失点シーン
「マジョルカは敵陣でのパンチが不足している」
この時の対応が気になったのか。マジョルカのルイス・ガルシア監督は、0-1で突入したハーフタイムに二枚替えを行ない、久保とFWアンヘル・ロドリゲスを下げて、イ・ガンインとアマト・エヌディアイエを投入する。
ただ、スペイン全国紙の『AS』は、この交代に首を傾げているようだ。試合の速報記事の中で、まずハーフタイムに「いいレベルのプレーを見せていたクボの交代は寂しい」と綴ると、後半途中にも「マジョルカは敵陣でのパンチが不足している。クボの左足が恋しい」と伝えている。
1点を追う展開だっただけに、攻撃のキーマンである日本代表MFを前半のみで下げた判断は、物議を醸すかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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