浦和の守備を最後まで崩せずに0-2で敗戦
[富士フイルム・スーパーカップ]川崎0-2浦和/2月12日/日産ス
新シーズンの開幕を告げる一戦、富士フイルム・スーパーカップ(昨年までの名称は富士ゼロックス・スーパーカップ)が2月12日に日産スタジアムで行なわれ、昨季のリーグ王者・川崎と天皇杯王者・浦和が対戦。今季、悲願のリーグ3連覇とACL制覇を目指す川崎にとっては勝って開幕へ勢いを付けたいところだったが、7分に先制される苦しい展開を強いられると、後半にもカウンターから失点し、0-2で今季初の公式戦を落とした。
新戦力では先発でタイ代表のチャナティップを4-3-3の左ウイングで起用(後半からはインサイドハーフへ)。ただ、試合前日に選手2人とスタッフ2人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表していたチームは、思うような準備は進められなかった様子。それを言い訳にすることはないが、シーズン初め特有の意志の疎通面を含めて、この日は自慢の攻撃陣もピリッとしなかった。
「ボールは握っていますが、タイミングのところが、この時期によくあるというか、味方の動きを確認してというところになってしまうので、やっぱり相手のところ、どこが空いているのか見ながら思い切ってできるか。今日のように(相手が)前からプレスに来る時と、ブロックを作る時に、(相手を)動かしにいかなくてはいけません。そういう時に必要な背後の仕掛け、ランニングが非常に少なかったと思います。アクションを起こす必要があるなと」
そう語るのは鬼木達監督で、阿吽の呼吸でパスをつなぎ、相手を見ながら、崩すことのできる従来の攻撃は、まだシーズン1試合目ということもあって、それこそ“各駅停車”のような探り探りのつなぎになってしまったということだろう。
新シーズンの開幕を告げる一戦、富士フイルム・スーパーカップ(昨年までの名称は富士ゼロックス・スーパーカップ)が2月12日に日産スタジアムで行なわれ、昨季のリーグ王者・川崎と天皇杯王者・浦和が対戦。今季、悲願のリーグ3連覇とACL制覇を目指す川崎にとっては勝って開幕へ勢いを付けたいところだったが、7分に先制される苦しい展開を強いられると、後半にもカウンターから失点し、0-2で今季初の公式戦を落とした。
新戦力では先発でタイ代表のチャナティップを4-3-3の左ウイングで起用(後半からはインサイドハーフへ)。ただ、試合前日に選手2人とスタッフ2人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことを発表していたチームは、思うような準備は進められなかった様子。それを言い訳にすることはないが、シーズン初め特有の意志の疎通面を含めて、この日は自慢の攻撃陣もピリッとしなかった。
「ボールは握っていますが、タイミングのところが、この時期によくあるというか、味方の動きを確認してというところになってしまうので、やっぱり相手のところ、どこが空いているのか見ながら思い切ってできるか。今日のように(相手が)前からプレスに来る時と、ブロックを作る時に、(相手を)動かしにいかなくてはいけません。そういう時に必要な背後の仕掛け、ランニングが非常に少なかったと思います。アクションを起こす必要があるなと」
そう語るのは鬼木達監督で、阿吽の呼吸でパスをつなぎ、相手を見ながら、崩すことのできる従来の攻撃は、まだシーズン1試合目ということもあって、それこそ“各駅停車”のような探り探りのつなぎになってしまったということだろう。
キャプテンのCB谷口彰悟に後方から見ていた攻撃の印象を訊いても同じような答が返ってくる。
「それぞれの立ち位置はもう少し整理した方が良いなと、やりながら感じていました。全体的にノッキングするようなシーンがすごく多くて、チャンスの見極め、相手を引き出すような作業など、そこはまだまだ合っていないなと。また準備してトレーニングしていきたいです。そこが合ってくれば、ブロックを組んだ相手も崩していけると思うので、合わせながらやっていきたいです」
今季からかつては中村憲剛が背負った14番を継承した脇坂泰斗に話を訊いても「シュートも少なかったので、シュートの回数を増やすところ、あとはシュートに持っていくために、どう相手を動かすのか。強い動きをする人、止まる人。(試合終了直後で)試合全体を見直していないのでなんとも言えないですが、主観で言うならば、シュートの回数や強い動きが少なかったのかなと感じます」と話す。
攻撃面が自慢であり、圧力をかけることによって、前向きな守備を行なえるのが川崎の真骨頂であるが、新戦力も加わったこともあって、微調整が必要なのだろう。
脇坂は「開幕戦は今日のようなゲームをしないように」と念を押す。
FC東京とのリーグ初戦は6日後の2月18日。そこで王者がこの一戦の悔しさを胸にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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「それぞれの立ち位置はもう少し整理した方が良いなと、やりながら感じていました。全体的にノッキングするようなシーンがすごく多くて、チャンスの見極め、相手を引き出すような作業など、そこはまだまだ合っていないなと。また準備してトレーニングしていきたいです。そこが合ってくれば、ブロックを組んだ相手も崩していけると思うので、合わせながらやっていきたいです」
今季からかつては中村憲剛が背負った14番を継承した脇坂泰斗に話を訊いても「シュートも少なかったので、シュートの回数を増やすところ、あとはシュートに持っていくために、どう相手を動かすのか。強い動きをする人、止まる人。(試合終了直後で)試合全体を見直していないのでなんとも言えないですが、主観で言うならば、シュートの回数や強い動きが少なかったのかなと感じます」と話す。
攻撃面が自慢であり、圧力をかけることによって、前向きな守備を行なえるのが川崎の真骨頂であるが、新戦力も加わったこともあって、微調整が必要なのだろう。
脇坂は「開幕戦は今日のようなゲームをしないように」と念を押す。
FC東京とのリーグ初戦は6日後の2月18日。そこで王者がこの一戦の悔しさを胸にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目だ。
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