現地時間１月８日に開催されたラ・リーガ第20節で、レアル・マドリーはバレンシアと本拠地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。カリム・ベンゼマとヴィニシウス・ジュニオールがそれぞれ２ゴールずつ奪い、４-１で快勝を収めた。

　この一戦において、リスペクト満載の行動を見せ、話題沸騰となっているのが、絶対エースのベンゼマと共に今シーズン絶好調の新鋭、ヴィニシウスだ。

　３-１で迎えた試合終盤の81分、タッチライン際のボールを追った際に、勢い余ってピッチの外まで出ると、ちょうど足もとにはプリントされたクラブエンブレムが置かれていた。21歳のブラジル代表FWはこれを見るや、急ブレーキをかけた後、踏まないように軽やかにジャンプし、飛び越えたのだ。
【動画】エンブレムの前で急ブレーキからのジャンプ！21歳が見せたクラブ愛をチェック

　文字通り、身体全体で表現した“クラブ愛”には英紙『The Sun』も着目し、「レアル・マドリーのスター、ヴィニシウスが２ゴールを決めた後に、エンブレムを飛び越えレジェンドになった」と訴えているほか、米スポーツチャンネル『ESPN』も反応。公式ツイッターで「リスペクト」と当該シーンを取り上げると、世界中のファンから絶賛の声が上がっている。
 

「ボールでさえエンブレムの上を通ったのに」
「本能から来てる」
「クラブを尊敬している、愛しているといったことをわざわざ口に出さなくても、本当に愛していることが伝わってくる」
「こういうのマジで好き」
「かっこいい。惚れる」
「ヴィニシウスを史上最高と呼ぶのは早計か？そうは思わないね」
「この調子と性格を維持できれば、史上最高のサッカー選手のひとりとして、マドリーのレジェンドとして引退することになるだろう」

　ここまで17ゴールのベンゼマに次ぐ、リーグ２位の12ゴールを挙げ、その才能を完全に開花させているヴィニシウス。今後も切れ味抜群のプレーと、熱いクラブ愛に大注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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