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海外も騒然となった大久保嘉人への“蹴り上げシーン”、判定は妥当だったのか? 元レフェリーの見解は…【2021総集編】

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年12月15日

2枚目のイエローはやや厳しかった?

大久保(右)への行為でイエローカードを受けたファン・ソッコ(左)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 今年も残すところあと数週間。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、Jリーグでのある判定の妥当性を問う記事をリバイバル。国外でも話題となった問題のシーンとは――。

記事初掲載:2021年4月7日

――◆――◆――
 
 物議を醸したシーンの判定は妥当だったのか?

 4月6日から配信されたDAZNの番組『ジャッジリプレイ』が、セレッソ大阪のFW大久保嘉人とサガン鳥栖のDFファン・ソッコの“いざこざ”について取り上げた。

 問題のシーンは、4月2日に行なわれた第7節のC大阪対鳥栖戦で起こった。55分、大久保とボールを競り合った後、ファン・ソッコが後ろから蹴り上げるような素振りすると、大久保はその場に倒れて痛がる仕草を見せた。韓国代表DFには、イエローカードが掲示されている。

 番組MCの桑原学アナウンサーが「繰り返しリプレイを見ても、(足が)当たっていたかどうかはわからない」と説明したように、微妙な行為で、スペイン全国紙『MARCA』が、「(大久保は)水泳の世界チャンピオンになれる。彼には当たっていない」とシミュレーションを主張するなど、海外でも話題となった。

 桑原アナウンサーが「大久保選手の後ろで起こったのに倒れたということは、少なからずかすったんだと思いますが」と前置きしたあと、ゲスト出演した元レフェリーの廣嶋禎数さんに意見を求めた。

 廣嶋さんは「もし足が当たっていたのなら、強弱にかかわらず退場(レッドカード)に値する」と見解。ただ、「かすった程度だったので、主審はイエローと判断したのではないか」と述べた。

 また、「もし当たっていなかったら?」と問われると、「大久保選手には、シミュレーションでイエローカード。ファン・ソッコ選手も、蹴ろうとしただけで非紳士的行為と見なされ、イエローになる」と説明した。

 この試合でファン・ソッコは、77分に清武弘嗣の突破を止めて、2枚目のイエローカードを受けて退場。このシーンも、判定が妥当かどうかで話題となった。

 この場面については、出演したJリーグウォッチャーの平畠啓史さん、Jリーグ理事の原博実さん、廣嶋さんはいずれも、「ファウルはファウルだが、2枚目のイエローカードはやや厳しかった」と印象を語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】スペインでも騒然!ファン・ソッコが大久保を蹴り上げたシーン
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