名古屋U-18と大津高からは2名ずつをセレクト!
4月に開幕した高校年代最高峰のリーグ、高円宮杯U-18サッカープレミアリーグ2021の最終戦が12月5日、12日に行なわれ、EASTでは青森山田が2年ぶり3度目、WESTではサンフレッチェ広島ユースが3年ぶり5度目の栄冠を手にした。
コロナ禍による日程変更など、予期せぬトラブルに見舞われながらもシーズンを走り抜いた若武者たちのなかで、もっとも眩い輝きを放った11人は誰か。サッカーライターの森田将義氏にWESTのベストイレブンを選定してもらった。
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広島ユースの3年ぶり5度目の優勝で幕を閉じた高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグWEST。MF南野拓実(リバプール)や鎌田大地(フランクフルト)など多くの日本代表選手も経験した高校年代最高峰のリーグには、今年もキラリと光る将来のスター候補が数多くいた。
タレントの多さで目をひいたのは、頂点に立った広島ユースだ。開幕前は、上手さはあるものの例年よりも攻守両面でのパワー不足を感じたが、個人で足りない部分を組織で補いながら、粘り強く戦った結果が栄冠へと繋がった。
コロナ禍による日程変更など、予期せぬトラブルに見舞われながらもシーズンを走り抜いた若武者たちのなかで、もっとも眩い輝きを放った11人は誰か。サッカーライターの森田将義氏にWESTのベストイレブンを選定してもらった。
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広島ユースの3年ぶり5度目の優勝で幕を閉じた高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグWEST。MF南野拓実(リバプール)や鎌田大地(フランクフルト)など多くの日本代表選手も経験した高校年代最高峰のリーグには、今年もキラリと光る将来のスター候補が数多くいた。
タレントの多さで目をひいたのは、頂点に立った広島ユースだ。開幕前は、上手さはあるものの例年よりも攻守両面でのパワー不足を感じたが、個人で足りない部分を組織で補いながら、粘り強く戦った結果が栄冠へと繋がった。
トップチームに昇格するのは、エースのFW棚田遼(3年)のみだが、「縦のラインがしっかりしたのは良かった」と髙田哲也監督が話す通り、GK波多野崇史(3年)、DF光廣健利(3年)、MF池田柚生(3年)の存在は大きかった。なかでも特筆すべきなのは、的確なコーチングでチームメイトへの指示を欠かさなかった主将の光廣。彼がいなければ、リーグ最多となる10ものクリーンシートは達成できなかったはずだ。
2位でシーズンを終えた名古屋グランパスU-18も、U-22代表のMF甲田英將(3年)や来季からのトップチーム昇格が決まっているMF豊田晃大(3年)など違いを見せるタレントが多かった。
とくに輝きを放っていたのがボランチのMF吉田温紀(3年)。開幕当初はCBで、高い技術力を活かした持ち運びを発揮していたが、シーズン途中からは自らが志願し、本職であるボランチに復帰。攻撃性能そのままに、DF経験によって培ったボールハントも披露した。トップチームへの帯同などで不在になる事もあったなか、コンスタントに出場し、ゴールネットを揺らし続けたFW真鍋隼虎(3年)もベスト11に値する選手だ。
2位でシーズンを終えた名古屋グランパスU-18も、U-22代表のMF甲田英將(3年)や来季からのトップチーム昇格が決まっているMF豊田晃大(3年)など違いを見せるタレントが多かった。
とくに輝きを放っていたのがボランチのMF吉田温紀(3年)。開幕当初はCBで、高い技術力を活かした持ち運びを発揮していたが、シーズン途中からは自らが志願し、本職であるボランチに復帰。攻撃性能そのままに、DF経験によって培ったボールハントも披露した。トップチームへの帯同などで不在になる事もあったなか、コンスタントに出場し、ゴールネットを揺らし続けたFW真鍋隼虎(3年)もベスト11に値する選手だ。