DAZNで配信中の元日本代表DF内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、ユニオン・サン=ジロワーズに所属する三笘薫が日本とベルギーのDFの違いについて語った。
持ち味の突破力を活かして新天地のベルギーでも躍動しているドリブラーは、内田氏から「ドリブルして、嫌なディフェンダーのタイプとかあります?」と質問されると、次のように答えた。
「嫌なディフェンダーは、急に間合いを詰めてくるタイプ。苦手な傾向がありますね、今のところ」
内田氏が「松井(大輔)さんもそれ言ってたんだよね」と返すと、三笘は海外と日本のデフェンダーの違いについて説明した。
「(間合いを詰めてくるのは)海外の選手に多い。日本の選手はどちらかと言うとディレイすることが多いので、ゴールに近づきながら選択肢を増やすドリブルが多かったですけど、海外の選手はボールを奪いに来るので、ひとつ前のタイミングで剝がすように、こっち(ベルギー)に来てからなっているかなと思います。」
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「松井さんもそれを言っていた」
これを聞いた内田氏は「彼らは入れ替わることを恐れないよね。取りに来るよね。育成の時から、ボールを取りにいけって教わるらしいよ。全部ゴーなんだって」と続けている。
三笘は「それは凄いですね」と語り、「前に来たタイミングで剥がすしかないので、賭けの部分が多い。前に来ない時は、並走したドリブルに変わるだけで抜け切れないケースは多い」と、日本時代よりも、突破に苦戦していることを明かした。
それでも、この24歳のドリブルはベルギーでも十分に通用している。欧州のDFとの駆け引きを重ねていけば、さらに凄みが増すはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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