「俺はこんなところにいる選手じゃない」
元日本代表FWの城彰二氏が、11月30日に自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』を更新。横浜FC時代にキャプテンを剥奪された過去を明かした。
城氏は前々回の配信で、2002年シーズン終了後にヴィッセル神戸から戦力外通告を受け、中国の山東泰山以外にオファーがなく、27歳にして引退を覚悟していた時に横浜FCから声が掛かったことを告白。ジェフユナイテッド市原時代のチームメイトでもあったピエール・リトバルスキー監督から「本気でやるんだったら、うちで受け入れる。お前を再生させる」と言われ、現役続行を決断したことを明かしていた。
そのリティの期待に応え、1年目で公式戦16ゴール(うちリーグ戦12点)を挙げた城氏は、「これでJ1に戻れる」と、個人昇格できると思っていたという。ところが、「城はもう終わった」という評価でJ1クラブからオファーは届かず、「なんでだよ。20点取ればいいのかよ」と自暴自棄になっていたという。
「拾ってもらったのに、俺はこんなところにいる選手じゃない、とプライドが捨てきれなかった。当時はそんな考えしか持てなかった」
【動画】アトランタ五輪での中田英寿と西野朗監督の衝突について語る城彰二
城氏は前々回の配信で、2002年シーズン終了後にヴィッセル神戸から戦力外通告を受け、中国の山東泰山以外にオファーがなく、27歳にして引退を覚悟していた時に横浜FCから声が掛かったことを告白。ジェフユナイテッド市原時代のチームメイトでもあったピエール・リトバルスキー監督から「本気でやるんだったら、うちで受け入れる。お前を再生させる」と言われ、現役続行を決断したことを明かしていた。
そのリティの期待に応え、1年目で公式戦16ゴール(うちリーグ戦12点)を挙げた城氏は、「これでJ1に戻れる」と、個人昇格できると思っていたという。ところが、「城はもう終わった」という評価でJ1クラブからオファーは届かず、「なんでだよ。20点取ればいいのかよ」と自暴自棄になっていたという。
「拾ってもらったのに、俺はこんなところにいる選手じゃない、とプライドが捨てきれなかった。当時はそんな考えしか持てなかった」
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そうした元日本代表ストライカーの様子を見かねたのか、リトバルスキー監督から「キャプテンをやらないか」と主将就任を持ち掛けられたという。
「キャプテンは、高校(鹿児島実業)以来だった。引っ張らないといけないというキャプテン像があったし、チ―ムのこともいろいろ考えなきゃいけないと思ってプレーしていた」
すると、「自分がゴールするというより、チームを勝たせたい。周りを活かしたい」という意識が芽生えた一方で、「いろいろ考えていたら、自分のプレーが全くできなくなった」という。
そして、リトバルスキー監督から、シーズン途中に「お前はキャプテンを降りろ。お前にはできない」と指摘され、「なんで?」と聞くと、次のように指弾されたという。
「お前はキャプテンをやると自分のプレーができない。他のことばかり考えて、自分が疎かになっている。それだとチームにとって全然意味がない」
この2年目のシーズンは結局、公式戦8ゴール。横浜FCでの4シーズンで、唯一二桁得点に到達できなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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すると、「自分がゴールするというより、チームを勝たせたい。周りを活かしたい」という意識が芽生えた一方で、「いろいろ考えていたら、自分のプレーが全くできなくなった」という。
そして、リトバルスキー監督から、シーズン途中に「お前はキャプテンを降りろ。お前にはできない」と指摘され、「なんで?」と聞くと、次のように指弾されたという。
「お前はキャプテンをやると自分のプレーができない。他のことばかり考えて、自分が疎かになっている。それだとチームにとって全然意味がない」
この2年目のシーズンは結局、公式戦8ゴール。横浜FCでの4シーズンで、唯一二桁得点に到達できなかった。
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