出場機会がなければ、懸念されるケガのリスクも減る。だが、チームのエースには代表でも輝いていてほしいものだ。
セルティックに加入してから公式戦18試合で13得点とゴールを量産している古橋亨梧だが、日本代表ではCFとしてスタメンに名を連ねることができていない。「キョウゴ」の大活躍を目にしてきたセルティックのファンやメディアは、森保一監督の起用法に疑問符をつけている。
専門サイト『67 HAIL HAIL』は11月18日、日本は南野拓実や伊東純也、大迫勇也、久保建英、前田大然といった選手がいると紹介。「『キョウゴを出すべき』と言うのは簡単だが、モリヤスには多くの良い選択肢がある」としたうえで、古橋の重要性を強調した。
「だが、調子だけを見れば、本当にキョウゴはもっと起用されるべきだ。彼はそのポジショニングで世界のDFたちを混乱させられると証明してきた。それだけでなく、彼のフィニッシュは特にヨーロッパリーグにおいて本当に申し分ないこともあった」
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「モリヤスには多くの良い選択肢があるが…」
さらに、同メディアは別の記事でも「オマーン戦のようなパフォーマンスが(代表での)出場機会増加につながることを願う」と、最終予選で得点力に難のあるサムライブルーには古橋が必要と主張している。
「どうして彼らがこれまでキョウゴに頼らなかったのかは、誰にも分からない。それを説明できるのはモリヤスだけだ。ワールドカップ(W杯)の前に彼がセルティック選手の重要性に気づくことを願う。そうすれば、日本は確実にもっと良いチームになるはずだ」
次のカタールW杯アジア最終予選は、来年1月下旬から。もちろん、それまでの2か月で様々なことがあり得るが、森保監督はこれから古橋をどのように活用していく考えだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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