現地11月16日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節で、日本代表は敵地マスカットのスルタン・カブース・スポーツ・コンプレックスでオマーン代表と対戦した。
スコアレスで試合が推移し、重苦しい時間帯が続いたものの、81分に途中出場の三笘薫が左サイドから送り込んだクロスを伊東純也が押し込んで、2試合連続ゴール。これが決勝点となり、第1節にホームで0‐1と敗れた相手に、同じスコアでリベンジを果たした。
3連勝で4勝2敗とした森保ジャパンは勝点を12に伸ばし、中国とドローに終ったオーストラリア(勝点11)を抜いて、2位に浮上している。
スペインの有力紙『MARCA』もこの結果に注目。「W杯出場がほぼ終わったかに見えた日本が、素晴らしいカムバックを果たす」と見出しを打ち、「最初の3試合で2敗を喫したサムライジャパンは、オマーンを1‐0で破り、カタールW杯の自動出場圏内に入った」と驚きをもって伝えている。
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「ほぼ終わったかに見えた日本がカムバック」
「最初の3試合で2敗したため、オーストラリア(勝点9)とサウジアラビア(同9)にはるかに遅れ、森保一監督の選手たちは困難な状況に置かれた。しかし、彼らは復活をした。負傷した久保建英なしで大復活を遂げたのだ。いまやカタールW杯に自力で出場できるポジションを占めている」
「3連勝で順位をひっくり返した」と綴った同メディアは、オマーン戦での得点シーンについて、「三笘薫の素晴らしいパスから、81分に伊東純也がゴールを決め、サムライブルーに3ポイントをもたらした」と綴っている。
一時は本大会出場が危ぶまれた状況からのカムバックには、スペインメディアも驚きだったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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