日本代表は敵地で大事なワールドカップ予選に臨む。一方で、クラブは所属選手のコンディションを懸念しているだろう。古橋亨梧が欠かせない存在となったセルティックもそのひとつだ。

　昨夏に移籍して以降、古橋は公式戦18試合で13得点とゴールを量産している。直近も、ここ４試合のうち３試合でネットを揺らしており、その勢いはとどまるところを知らない。

　この日本代表ストライカーへの賛辞は後を絶たない。『67 HAIL HAIL』によると、クラブのOBである元イングランド代表FWクリス・サットンは、『Record Celtic Podcast』で「彼の動きはトップレベルだと思う」と、日本代表ストライカーを激賞した。

「本当に、本当にトップだよ。彼のスピードが素晴らしいのは知ってのとおりだ。だが、走りのタイミングが見ていて魅力的だね」

　ブラックバーン時代にはプレミアリーグで得点王になった経験もある名手は、「本当に選手として目を引く。しっかり鍛えられていて、よく分かっている。つなぎのプレーがとてもクリーンだ」と称賛を続けた。

「彼が最も効果的なのはセンターフォワードとしてプレーするときだ。それはみんなが賛成だと思う。（ギオルゴス・）ギアクマキスとの共存の件は、アンジェ・ポステコグルー監督の問題だろうね。彼らをどうやって一緒にやらせるかだ」

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　スコットランドに渡る前からJリーグでシーズン半ばまで戦っていた古橋だけに、指揮官は疲労への懸念を隠していない。実際、欧州シーズンの閉幕まで全速力で走り切ることは難しいだろう。

　だが、少なくとも今のセルティックに古橋は欠かせない存在だ。サットンは「彼がたくさん試合をこなしているのは知っている」と述べた。

「でも、セルティックに彼を外す余裕はないんだ」

　クラブのレジェンドからも絶大な信頼を寄せられている古橋。今後も活躍を続けるのを期待するばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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