現地時間11月３日、チャンピオンズ・リーグ（CL）のグループステージ第４節（B組）が開催され、南野拓実の所属する勝点９で首位のリバプールは、同４で２位のアトレティコ・マドリーを本拠地アンフィールドに迎え撃った。直近のブライトン戦（△２-２）で今シーズンのリーグ戦初出場を果たした南野は、ベンチスタートとなった。

　開幕から公式戦15戦無敗で、CLでは開幕３連勝と好調のリバプールは、この日も13分に幸先よく先制点を奪う。アレクサンダー＝アーノルドの右サイドからのピンポイントクロスに、上手く相手DFの間に入ったジョッタがヘッドで押し込んだ。ポルトガル代表FWは今大会初ゴールとなった。

　ホームチームはさらに21分、またもイングランド代表右SBのクロスから今度はマネが左足で流し込み、リードをあっという間に２点に広げる。

　迎えた36分には、後ろから足を引っかけ、マネを倒した相手DFフェリペが一発退場に。振り上げた足をフィルミーノの顔面にヒットさせ、グリエーズマンが一発レッドとなった前節に続き、リバプールは数的有利な展開となった。
 

　すると、後半開始直後の48分にジョッタが抜け出し、再びネットを揺らすも、VAR介入の末にオフサイド判定となり、ノーゴールとなる。

　逆に57分には、スアレスのシュートがマティップに当たってコースが変わり、ゴールを許したかに思われたが、直前のプレーがオフサイドとなり、今度はVARに救われた。

　その後もリバプールは圧倒的なポゼッションでゲームを支配。ただ、チャンスも作りながら、なかなか決めきることができない。

　78分にはフィルミーノが負傷でピッチを後にしたタイミングで、オリギとともに南野がピッチへ。中盤に入ってプレーする。

　結局、試合はこのまま２-０で終了。４連勝のリバプールが、２試合を残して首位でのグループステージ突破を決めた。B組は決勝トーナメントへの残り１枠を勝点５のポルト、同４のアトレティコ、同１のミランで争うこととなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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