加部 究 新着記事

世代交代の意味――高齢化する日本代表に必要なのはオーウェン、ハメスのような新星か、さらなる成熟度か?

 日本代表に勢いが感じられない。ブラジル・ワールドカップでの敗退からリスタートを切り、1年を経過した今も日本代表はピッチ上で溌剌とした躍動感を生み出せずにいる。主力選手の高齢化が指摘される一方、... 続きを読む

大成の条件――欧州で名を上げた中田、中村、本田…。才能では劣らない柿谷がいまだ輝けない理由とはなにか?

 才能だけでは決して成功は掴めない。過去の歴史を紐解けばそれは明らかだが、置かれた環境などにも左右されるサッカー界でトッププレーヤーになるためには、いかなる要素が必要なのか。中田英寿をはじめ、小... 続きを読む

【日本代表ボランチの系譜】柱谷哲二から遠藤保仁まで。変移する“ハンドル”の理想形は「遠藤+今野」の資質を持つ人材?

 日本代表のなかで、いまだレギュラーが定まっていないポジションのひとつが「ボランチ」だろう。10月のシリア戦、イラン戦では山口蛍、柴崎岳のふたりが長谷部誠とともに起用されたが、両者とも絶対的な地... 続きを読む

【日本代表】ストライカー不遇の法則。佐藤寿人、豊田陽平…それでも代表監督に愛されなかった理由

 いくらJリーグで実績を残しても、日本代表で陽の目を見ないストライカーは少なくない。広島の佐藤寿人や鳥栖の豊田陽平は、その代表格と言えるだろう。  国内屈指の実力を持ちながらそれでも代表監督に愛さ... 続きを読む

【采配検証】両SBの人選はイラン戦最大の謎。3年後を見据えれば南野を先発させる度量が欲しい

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、どこに照準を定め、この試合(イラン戦)をどう位置づけたのだろうか。  一貫して「時間がない」と洩らし「練習を積めば伸びしろはある」と言い続けているが、それは就任... 続きを読む

【采配検証】お馴染みのメンバーで手堅く… 宇佐美、武藤の終盤投入で伸びしろは見込めるか?

 日本はワールドカップ・アジア2次予選で、初めて勝とうと挑んでくるチームと対戦した。FIFAランク3ケタのシリアは、シンガポールやカンボジアのように後ろで待ち構えるだけではなく、ミドルゾーンで厳... 続きを読む

【コラム】デットマール・クラマーが日本サッカーに残したものとは――

 9月17日に逝去した故デットマール・クラマー氏は、日本の1968年メキシコ五輪銅メダル獲得の礎を築いただけでなく、その後長きに渡って日本サッカーの歩みに多大な影響をもたらした。クラマー氏とその... 続きを読む

【識者コラム】ハリル采配に変化の兆しを見るも、現行のメンバー選考・強化策がW杯本番につながるのか?

 中立地開催とはいえホーム並みの声援を受けたアフガニスタンは、完全にペナルティエリア内に引きこもったカンボジアと比べれば、積極的な守備をしてきた。サッカーダイジェスト特派記者の採点&寸評【PHO... 続きを読む

【識者コラム】様々なレベルの試合が混在するアジア。今後はテーマに即した選考・采配が必要

 どこに伸びしろがあり、なにをしなければならないかは分かっているが、あまりにも時間がない。どうやらそれがヴァイッド・ハリルホジッチ監督の本音だ。ほとんど攻撃練習に終始することが分かり切ったカンボ... 続きを読む

【識者の視点】非効率と矛盾を孕む代表強化。位置づけが曖昧だった東アジアカップで得たものは?

 現状の日本代表は、別次元のノルマ(目標)をふたつ抱えていると考えるべきだろう。 世界へ出れば挑戦者の日本は、アジア内ではターゲットになる。ワールドカップでベスト8を目指しながら、アジア予選は確... 続きを読む

【識者コラム】日程、補強、コンディショニング… 浦和の無敗優勝を後押しした「プラスの連鎖」

 浦和にとって、すべてが第1ステージ制覇のために淀みなく流れた。逆に依然として戦国模様が継続中のリーグを無敗で突っ走るには、こうしたプラスの連鎖が不可欠だったのかもしれない。  まず公式戦3連敗で... 続きを読む

【識者の視点】今後の代表強化にも影を落とすシンガポール戦のドローが持つ意味

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、実に正直に胸の内を明かしたと思う。「私は負けるかもしれないと、それが少し怖かった。これほどのチャンスを決められないと、逆に最後の最後に決められて終わる。しかし... 続きを読む

【識者の視点】棒立ちの相手にパスは回ったが、強化としては「?」 協会は過去の教訓を活かすべき

 日本代表は、大観衆の前で一方的に攻撃のトレーニングを行なった。【PHOTOギャラリー】日本 4-0 イラク 「選手たちは、私の要求にしっかりと応えて、ハイレベルなアクションを起こしてくれた。速さ、3... 続きを読む

【識者コラム】「日本代表の座は誰にも保証していない」と言い切るハリルホジッチ監督。歴代指揮官と大きく異なる戦略とは?

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が提示した日本代表改革案は、まるで歴史を熟知した上で反省点を炙り出したかのようだった。  前任のアルベルト・ザッケローニ監督は、途中からメンバーを固定して「自分たち... 続きを読む

【識者コラム】災いは福に転じたか――奥深い能力の一端を示した新監督の辣腕ぶり

 80分、全員が前がかりに出て3点目を奪われたウズベキスタンは、9か月前の日本代表と瓜二つだったのかもしれない。  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、敢えてブラジル・ワールドカップのコロンビア戦を... 続きを読む

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