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【Jリーグ監督人事】ペトロヴィッチ、ネルシーニョがJで再就職? G大阪は育成手腕に長けたブラジル人監督か

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2017年11月25日

神戸は吉田監督の手腕を高く評価。一方で柏は…。

柏の指揮を執る下平監督。ACL出場権獲得の成否が去就に大きく関わりそうだ。写真:川本 学

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 新潟はシーズン途中に呂比須ワグナー監督を招聘したものの成績が伸び悩み、03年以来のJ2降格。呂比須監督は降格が決まった11月18日の甲府戦後の翌日、神田勝夫強化部長とともに退任が決まった。来季の新潟は強化部も刷新して、リスタートを切ることになりそうだ。
 
 その新潟と同じく、低迷を余儀なくされた広島の動向は、今季の結果次第。ヤン・ヨンソン監督の続投は、J1残留を果たした場合に限られそうで、代理人筋の情報によると、J2降格時にはFC東京や甲府で指揮経験がある城福浩氏に舵取りを任せるプランがあるという。
 
 前述した2クラブと同様に、神戸でもシーズン途中の政権交代が敢行されたが、こちらは「吉」と出た。ネルシーニョ氏からバトンを引き継いだ吉田孝行監督は“暫定監督”との肩書ながら、チームの成績を安定させただけでなく、ルーカス・ポドルスキを上手くハンドリング。チームを困難な状況から救った手腕への評価は高く、一部で噂が挙がったペトロヴィッチ前浦和監督の就任も立ち消えに。天皇杯ではベスト4に進出させたことから、立花陽三社長は、吉田体制の継続を示唆するコメントを残している。
 
 これに対して、予断を許さない状況なのが柏の下平隆宏監督だ。7節の神戸戦から8連勝して首位に立つなどシーズン序盤から好調ぶりを印象づけながら、終盤に失速。28節の甲府戦(0-1)、続く札幌戦(0-3)での取りこぼしで評価を急落させてしまい、ACL出場権を逃した場合、今季限りで退任する可能性もあるという。
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