突出していたカイオの存在感。金崎と昌子も攻守に奮闘。
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ヶ端準 6.5
後半早々に大ピンチを迎えるも、大久保のシュートに反応すると、その後のA・マイアの一撃も指先で触って難を逃れた。この一連のプレーが与えた影響は極めて大きい。
DF
3 昌子 源 6.5
1対1で激しく潰したかと思えば、冷静に寄せてプレッシャーをかけるなど、その判断が際立つ。中央を突破されて失点するも、その後は身体を投げ出して攻撃を阻止した。
14 ファン・ソッコ 5.5
クリアの処理をもたつき、エリア内で大久保にボールを奪われて決定的ピンチを招いた。これで失点していれば負けていた可能性も。失点時のカバーリングも一瞬遅れた。
16 山本脩斗 6
前半は自由に出入りするA・マイアを捕まえ切れなかったが、徐々に慣れ始めると左サイドの攻防で主導権を握った。攻め上がりは少なかったが、カイオの突破力を考えれば問題なし。
22 西 大伍 6.5
1対1でドリブル突破を図る車屋に対し後手に回る場面も。ただ、後半に入ると駆け引きを巧みに制して優位に立った。2ゴールとも右サイドが起点で、存在価値は間違いなく高かった。
MF
7 カイオ 7
ボールを持てば“なにかやりそう”な雰囲気を醸し出し、余裕のボールキープでタメを作れば、機を見たドリブル突破で打開。51分には卓越したシュート技術で先制点を決めた。
20 柴崎 岳 6
小笠原とともに中盤のバランスを取り、決して無理をせずに攻撃を組み立て、的確に前線もサポート。ダイナミックな上下動は少なかったが、終始、安定したプレーを見せた
25 遠藤 康 6
前半は大きな見せ場を作れなかったが、スペースが生まれ始めた後半は存在感が増す。右サイドを崩してシュートまで持ち込んだ58分のプレーで、金崎のゴールを呼び込んだ。
40 小笠原満男 6
最終ラインの手前に陣取り、危険なエリアを的確に埋めつつ、ビルドアップでも顔を出して周囲を援護。球際でベテランらしい鋭い読みも見せて、攻守両面を安定させた。
FW
8 土居聖真 6
前半は守備の時間が長かったものの、51分に右サイドを突破し、グラウンダーのパスでカイオの先制点をお膳立て。それ以外の見せ場は少なかったが、アシストの精度は光った。
33 金崎夢生 6.5
前線で動き周りながらスペースを狙い、後半には絶妙な飛び出しから追加点。土居とは時に縦関係になりながらマークを上手く外し、相手に的を絞らせなかった。
交代出場
FW
18 赤﨑秀平 6
83分に投入され、こぼれ球に反応した形だが、シュート1本で1ゴール。本来はプレー時間が短く採点は付かないが、結果を残した点を評価した。
MF
13 中村充孝 -
攻撃の局面で効いていたカイオに代わって出場。出場時間が短く、これと言った場面は作れず、シュートも0本に終わった。
DF
4 山村和也 -
終了間際の90分に、逃げ切り要員として投入された。その3分後には中央でシュートを放ち、これが赤崎のゴールを呼び込んだ。
監督
石井正忠 7
川崎の攻撃をシュート8本に抑え込み、逆にシュート16本を浴びせる猛攻で3ゴール。攻守ともに相手を上回る安定感を見せ、6年ぶりの6連勝を危なげなく飾った。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 曽ヶ端準 6.5
後半早々に大ピンチを迎えるも、大久保のシュートに反応すると、その後のA・マイアの一撃も指先で触って難を逃れた。この一連のプレーが与えた影響は極めて大きい。
DF
3 昌子 源 6.5
1対1で激しく潰したかと思えば、冷静に寄せてプレッシャーをかけるなど、その判断が際立つ。中央を突破されて失点するも、その後は身体を投げ出して攻撃を阻止した。
14 ファン・ソッコ 5.5
クリアの処理をもたつき、エリア内で大久保にボールを奪われて決定的ピンチを招いた。これで失点していれば負けていた可能性も。失点時のカバーリングも一瞬遅れた。
16 山本脩斗 6
前半は自由に出入りするA・マイアを捕まえ切れなかったが、徐々に慣れ始めると左サイドの攻防で主導権を握った。攻め上がりは少なかったが、カイオの突破力を考えれば問題なし。
22 西 大伍 6.5
1対1でドリブル突破を図る車屋に対し後手に回る場面も。ただ、後半に入ると駆け引きを巧みに制して優位に立った。2ゴールとも右サイドが起点で、存在価値は間違いなく高かった。
MF
7 カイオ 7
ボールを持てば“なにかやりそう”な雰囲気を醸し出し、余裕のボールキープでタメを作れば、機を見たドリブル突破で打開。51分には卓越したシュート技術で先制点を決めた。
20 柴崎 岳 6
小笠原とともに中盤のバランスを取り、決して無理をせずに攻撃を組み立て、的確に前線もサポート。ダイナミックな上下動は少なかったが、終始、安定したプレーを見せた
25 遠藤 康 6
前半は大きな見せ場を作れなかったが、スペースが生まれ始めた後半は存在感が増す。右サイドを崩してシュートまで持ち込んだ58分のプレーで、金崎のゴールを呼び込んだ。
40 小笠原満男 6
最終ラインの手前に陣取り、危険なエリアを的確に埋めつつ、ビルドアップでも顔を出して周囲を援護。球際でベテランらしい鋭い読みも見せて、攻守両面を安定させた。
FW
8 土居聖真 6
前半は守備の時間が長かったものの、51分に右サイドを突破し、グラウンダーのパスでカイオの先制点をお膳立て。それ以外の見せ場は少なかったが、アシストの精度は光った。
33 金崎夢生 6.5
前線で動き周りながらスペースを狙い、後半には絶妙な飛び出しから追加点。土居とは時に縦関係になりながらマークを上手く外し、相手に的を絞らせなかった。
交代出場
FW
18 赤﨑秀平 6
83分に投入され、こぼれ球に反応した形だが、シュート1本で1ゴール。本来はプレー時間が短く採点は付かないが、結果を残した点を評価した。
MF
13 中村充孝 -
攻撃の局面で効いていたカイオに代わって出場。出場時間が短く、これと言った場面は作れず、シュートも0本に終わった。
DF
4 山村和也 -
終了間際の90分に、逃げ切り要員として投入された。その3分後には中央でシュートを放ち、これが赤崎のゴールを呼び込んだ。
監督
石井正忠 7
川崎の攻撃をシュート8本に抑え込み、逆にシュート16本を浴びせる猛攻で3ゴール。攻守ともに相手を上回る安定感を見せ、6年ぶりの6連勝を危なげなく飾った。
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。