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【J1採点&寸評】浦和×名古屋|浦和が「組織力」の勝利。MOMは永井との対決を制し、得点を決めた関根!

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2015年04月25日

関根に最高の7点。「リベロ西川」がスーパープレーでピンチを凌ぐ。

【退場】浦和=宇賀神(37分) 名古屋=永井(90分)
【MAN OF THE MATCH】関根貴大(浦和)

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試合後、サポーターとともに勝利の凱歌を歌う選手たち。リーグ戦はホーム4連勝中。次は5月2日、G大阪を迎える。(C)サッカーダイジェスト

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【試合内容】
 立ち上がりから浦和がポゼッション、名古屋がカウンターからゴールを狙う。28分、アウェーチームはノヴァコヴィッチのポストプレーから川又がシュートをゴールネットに突き刺したが、これはオフサイドの判定に。逆に39分、浦和は闘莉王のクリアが小さくなったところを関根が見逃さずに拾い、左足でシュートを決めて先制する。
 
後半もホームチームがボールを支配し、52分、右サイドからの梅崎のクロスを武藤が身体ごと押し込んで2点目。試合終了間際に田中に1点を返されたものの、浦和がそのまま2-1で逃げ切った。浦和は5勝2分と開幕から無敗で突き進み、首位をキープ。
 
【チーム採点・寸評】 
浦和 6.5
前線3人が絡んでのゴールが生まれるなど、試合のなかで進化を遂げた。ただし、ロスタイムに失点を喫したため、「内容は素晴らしかったが、最後の失点に怒りを覚えている」とペトロヴィッチ監督は決して満足せず、気を引き締めていた。
 
名古屋 5
カウンターに懸けたものの、前線までボールが入らず。また、守備を固めながら2ゴールを奪われる始末。ファーストシュートを打つまで73分も掛かっているようでは厳しく、1点差とはいえ、内容的には完敗に終わった。
  
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・7節

【J1採点&寸評】1stステージ・7節|全9試合の評価をチェック!
 
【浦和|採点・寸評】 
GK 
1 西川周作 6.5
20分過ぎに接触プレーで頭を打ったが復帰。51分にセンターサークルの手前(ゴールから約30㍍)まで飛び出して小屋松を止めた「リベロ西川」のファインプレーは、世界中のサッカー好きに見てもらいたいワンシーン。
 
DF 
4 那須大亮 6
ノヴァコヴィッチとの神経を遣うマッチアップを最後まで続けた。忍耐強く耐えていただけに、完封で飾りたかった。

5 槙野智章 6
背後のスペースを狙ってくる永井らに冷静に対応。攻撃参加は自重して、チームプレーに徹していた印象。 

46 森脇良太 6
関根へのフォローをしつつ、フリーでボールを持った際に縦パスや大きなサイドチェンジなどプレーの選択肢も豊富だった。精度の高いクサビのパスで、先制点の起点にもなる。
 
MF
24 関根貴大 7
両チームともに主導権を掴もうとしていた一進一退の時間帯にシュートを突き刺す。永井とのマッチアップで勝利できたことも自信になった。守備でも球際の強さが一戦ごとに上がっている。 

8 柏木陽介 6
ミスなくボールをよく散らして、攻撃を司る。終盤は左のシャドーでプレー。精度の高いトラップで、相手の嫌がる位置で起点を作った。

22 阿部勇樹 6
ゴール前へ飛び出した際に「潰れ役」となって武藤のゴールをお膳立てした。
 
3 宇賀神友弥 6.5
 攻守両面でスプリントを利かせたアップダウンで貢献。永井の突破を止め切れずイエローカードを受けたが、プレーの質は最後まで落ちなかった。

19 武藤雄樹 6.5
よく走ってサイドからの攻撃を活性化させた。何度もゴール前へ顔を出して、52分に価値ある2点目を叩き込んだ。

7 梅崎 司 6
サイドに張り出して2点目をアシスト。関根とのポジションチェンジも絶妙だ。次第に運動量が落ちて李と交代に。

FW
21 ズラタン 6.5
楢﨑の好セーブに阻まれてゴールはならなかった。ただ、ペナルティエリア内でボールを受けて、2ゴールの起点になる。2試合連続スタメンで、いずれも得点に絡んだあたりは高く評価できる。
 
交代出場 
FW 
20 李 忠成 5.5
オーバーヘッドで惜しいシュートを放つ。ただしフリーの選手にパスを出さないなど、判断ミスも見られた。
 
MF
16  青木拓矢 5.5
強烈なミドルを放つなど攻撃面ではリズムに乗れていた。しかし圧された時に撥ね返し切れず、失点に絡む。
 
DF
17 永田 充 ―
守備固めで入ったもののマークがずれて最後の最後に失点。持ち味であるパワーを活かして弾き出したかった。

監督
ペトロヴィッチ 6.5
WBが前線まで繰り出す攻撃的スタイルが機能してゴールを奪う。1失点したものの崩された場面はほとんどなかった。「点差以上の差を感じた」と、西野監督に言わしめた。
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