川崎フロンターレ
リーグ成績（３節終了時）：６位　勝点４　１勝１分１敗　５得点・４失点

【PHOTOギャラリー】等々力新メインスタンド内覧会の模様 part.1

【PHOTOギャラリー】等々力新メインスタンド内覧会の模様 part.２ 

【最新チーム事情】
●失点の多さは課題も、「攻撃的なサッカー」の追求で意思を統一。
●森谷が戦線復帰。良い動きを見せるが、本人は「ペース配分が分からない」と語る。
●U-22代表の大島がチームに復帰するも、先発は微妙なところか。
●ルーキーの三好が主力組でテストされる。先発の可能性も。
●小宮山が左SBで先発の可能性も。
●左SBの車屋が、練習ではボランチでテストされる。
 
【担当記者の視点】
　代表メンバーに選出されていた小林だが、３節の山形戦で負傷交代し、左ハムストリングの肉離れで全治４週間と診断された。小林が４月中は不在となるなか、新潟戦で先発が予想されるのが杉本だ。キャンプでは軽快な動きを見せていたが、ここまで目立った活躍はできておらず、若きストライカーは“結果”に飢えている。
 
　開幕からシステムの試行錯誤が続き、今節では４-４-２か４-３-３の採用が濃厚。もっとも、いずれのシステムでもメンバー構成は同様と見られ、怪我で戦線を離脱していた森谷がこの試合から復帰する見込みだ。攻撃にアクセントを加えられる存在だけに、要所で効果的に絡むプレーが期待される。
 
　Ｕ-22代表から戻ったばかりの大島はコンディションに不安を抱えるため、練習では車屋のボランチ起用もテスト。その場合は、左SBに小宮山が入りそうだ。また、繊細なボールタッチと卓越した攻撃センスから、バルセロナのメッシに掛けて“ミヨッシ”と呼ばれる三好が、練習から猛アピールしており、指揮官が大抜擢を決断すれば先発の可能性もある。
 
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アルビレックス新潟
リーグ成績（３節終了時）：10位　勝点４　１勝１分１敗　４得点・４失点
 
【最新チーム事情】
●ミドルシュートの意識が向上。
●「球際を厳しく」とCBの大井が盛んな檄。
●精度と迫力が増した両サイド攻撃。
 
【担当記者の視点】
　先週のナビスコカップの広島戦はスコアレスドローに終わるも、ポゼッションでも優位に立ち、試合の主導権を握り続けた。ここ数試合は好内容が続いている。特に小泉と平松の右、コルテースと山本の左と、両サイドのコンビネーションから崩す形が増えており、サイド攻撃が充実している。
 
　それに加えて川崎戦で意識するのが、各自のシュートへの意識だ。エリア内ではもちろん、ゴールから20～30メートルに入ったらミドルも狙う。L・シルバや山本といった中盤の選手のシュート意識は、間違いなく高まっている。
 
　また、ボール奪取時の寄せの激しさにもいっそう磨きがかかっている。練習ではCBの大井が「寄せろ」とことあるごとに檄を飛ばしてきた。
 
　川崎戦では、こうした積極的なシュートへの意識と激しい球際の寄せでリーグ戦での連勝を狙う。