J１リーグ・２節
鳥栖－G大阪
３月14日（土）／18:30／ベストアメニティスタジアム
 
サガン鳥栖
リーグ成績（１節終了時）：６位　勝点３　１勝０分０敗　２得点・１失点
 
【最新チーム事情】
●ボランチの岡本が全体練習に合流。スタメン争いが激化。
●セカンドボールを拾ってからの速攻の練習に時間を割く。
●前日の練習前には30分間のミーティングを実施。
●サイド攻撃を活性化すべく、左SBに吉田を起用する可能性も。
 
【担当記者の視点】
　逆転勝利を収めた開幕戦に続き、再びホームで迎える２節は「前節の良さを継続する」（森下監督）方針で、メンバーの入れ替えはなさそうだ。ただし、左SBの吉田と怪我から復帰したボランチの岡本はスタメン抜擢の可能性も残る。
 
　13日の練習前には30分間のミーティングが開かれ、しっかりとG大阪対策が練られた模様。「相手がどこであれ一戦一勝の気持ちで戦う」と森下監督は多くを語らなかったが、強力な攻撃陣を擁する昨季王者相手にどこまで守備陣が踏ん張れるかがポイントになりそうだ。
 
　開幕戦でゴールを奪ったエース豊田への厳しいマークが予想されるなか、キム・ミヌとペク・ソンドンの両翼がどれだけ敵陣深くに入って行けるかも見どころ。キム・ミヌは「新潟戦はマークがきつかったが、G大阪戦では代表戦を見据えて結果を出したい」と意気込んでいる。
 
【J１展望】１stステージ・２節｜全９カードの予想布陣、各チームの最新動向をレポート！

ガンバ大阪
リーグ成績（１節終了時）：10位　勝点１　０勝１分０敗　２得点・２失点
 
【最新チーム事情】
●８日の練習試合（関西学生選抜戦）で、阿部や赤嶺がゴールしてアピール。
●風邪などで出遅れていた二川が、関西学生選抜戦で今季初実戦をこなす。
●８日のトレーニング中に金が左太ももを負傷し、戦線から離脱。
●左足の太腿痛で離脱中の今野は、４月以降に完全復帰の見込み。
 
【担当記者の視点】
　FC東京とのホーム開幕戦は、残り15分で２失点を喫して引き分けに終わり、試合後はやや重苦しい雰囲気が漂った。しかし、８日の関西学生選抜との練習試合では、体調不良などで出遅れていた二川が今季初の実戦をこなし、阿部や赤嶺もゴールと徐々に調子を上げており、競争が激化しているのは吉兆と言える。
 
　開幕戦で幸先良くゴールを決めた宇佐美は「個人としては、開幕戦でまず１点取れたのはポジティブに捉えられる」と自己査定。79分に交代を命じられたが、「体力的には余裕があった」とコンディションは良好のようで、２戦連発も期待される。
 
　FC東京戦は攻撃の連係が今ひとつだっただけに、コンビネーションで鳥栖の堅守をこじ開けられるか。攻めあぐねる展開が続けば、相手の鋭いカウンターに苦しむ可能性もある。また、岩下＆丹羽のCBコンビが相手エース豊田の「自由」を奪えるかもポイントだ。
 
【J１ PHOTOハイライト】１stステージ・１節