【湘南×流経大】藤田祥、アリソン、武田、新加入組3発など4ゴール!湘南が充実の船出

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2015年01月25日

新加入組など複数のポジションでテストし相性をチェック。

1本目でシャドーに入った山田。試合後は全員を代表してサポーターへあいさつ。「多くの皆さんの前でプレーできて楽しかったし、幸せを感じました。1年間よろしくお願いします」と笑顔で語った。

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 幸先良い船出を切る――。
 
 湘南が25日、馬入グラウンドで流通経済大のドラゴンズ(JFLに所属)と35分3本の練習試合を行ない、新加入のFW藤田祥、アリソン、MF武田、昨季終盤に怪我から復帰した古林のゴールで、4-1の勝利を収めた。大学生が相手だったとはいえ、チームの狙いが早くもかなり浸透していることを感じさせる、充実の内容だった。
 
 主力組と新加入組を3本に振り分けて、相性などをチェック。1本目のゴールは、中央での可児らによるビルドアップで相手のマークを集中させ、そこから右サイドに展開。WB藤田征の鋭いクロスに藤田祥がヘッドで合わせて奪った。
 
 湘南の狙い通りのスタイルから決まった、理想的といえる“ファーストゴール”だった。
 
 メンバーを入れ替えた2本目では、開始早々、中央でタメを作った永木が左に展開。ボランチから左サイドへ抜け出た武田のクロスに、アリソンが豪快に頭で合わせ2点目。さらに再びゴール前でボールを持った永木のパスから、飛び出した右WBの古林が右足を振り抜き3点目を突き刺した。
 
 さらに3本目では、この日好アピールを続けた武田が、オーバーラップから左足で鮮やかに4点目をねじ込んでみせた。
 
 多くの選手が複数のポジションをこなしながら連係面などをチェック。3本目では岡田を最前線に置く“ゼロトップ”など、いくつかの試みも見られた。序盤に守備陣の連係ミスから1点を許したが、JFLに登録するドラゴンズ相手に、常に一方的にボールを支配していた。
 
 なにより連日二部練習が続くなど身体を追い込むなかで組まれたトレーニングマッチだったが、大学生が相手でも“絶対に走り負けない”という湘南魂が、さっそく感じられた。そのなかで個人、チーム、両方の課題が見えた点を含め、実りある1日になったようだ。

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アンドレ・バイアは高さ、強さと1対1の強さを披露。フェイエノールトなどで積んできた経験値の高さを実証してみせた。

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