点差を広げるチャンスもあったが…
10月16日、国際親善試合で韓国はパナマと対戦し、2-2で引き分けた。
4日前にウルグアイをセットプレーからの2ゴールで破った韓国が、日本に0-3で敗れたパナマを天安(チョナン)に迎えた一戦。韓国はウルグアイ戦から5人、一方のパナマは日本戦から7人、スタメンを入れ替えて臨んだ。
4日前にウルグアイをセットプレーからの2ゴールで破った韓国が、日本に0-3で敗れたパナマを天安(チョナン)に迎えた一戦。韓国はウルグアイ戦から5人、一方のパナマは日本戦から7人、スタメンを入れ替えて臨んだ。
試合は、ホームチームが開始6分でリードを奪う。ファン・ヒチャンが右サイドからペナルティーエリアに侵入し、マイナスのクロスを入れる。これが流れたところを、左SBのパク・チュホがダイレクトで叩き込んだ。
先制した韓国はボールポゼッションで上回りながら主導権を握り、幾度か相手ゴールに迫る。対するパナマは、サイドの攻略からチャンスを作ろうとしていく。
そして次のゴールは、再び韓国にもたらされた。エースのソン・フンミンがエリア左でボールをキープしながら中央に送ると、ファン・インボムがダイレクトシュートでファインゴールを決める。
点差を広げた韓国は、ファン・ヒチャンがポストに叩くシュートを放ったり、ソン・フンミンのスルーパスに抜け出すなど、さらなる追加点のチャンスを迎えたものの活かせず、逆に45分、FKからアロヨのヘディングシュートを許し、1点差とされて前半を終えた。
後半、開始4分で韓国は痛恨のミスを犯す。ナム・テヒのバックパスが、ブラックバーンへのアシストとなってしまい、試合を振り出しに戻されたのだ。
その後、積極性を増したパナマと、互いに勝ち越しを狙っての攻防を繰り広げるなかで、韓国はソン・フンミンが直接FKをゴール左隅に飛ばすも、GKメイアの好セーブに阻まれてゴールネットを揺らせず、スコアは最後まで動くことなく、試合終了の時を迎えた。
韓国は勝利を収めることができなかったが、パウロ・ベント体制での無敗を維持(2勝2分け)。今後は11月17日にオーストラリアと、20日にはウズベキスタンと、いずれもブリスベーンで対戦する予定である。