「秋津周辺の方々はラッキーでしたね(笑)」と周囲の笑いを誘いつつ…
5月29日、日本代表が翌日のガーナ戦に向けた前日練習を行なった。トレーニング後に吉田麻也が報道陣の取材に応じ、W杯メンバー発表前最後となるテストマッチへの意気込みを口にした。
「初めてなので、やり方を試合のなかでチャレンジしなければいけない。この試合の後にメンバーが決まるので全員が出し切らなければいけないし、そのうえでワールドカップへの準備も進めなければいけない」
新体制で初めての公式戦ともあって、やることは山積みだ。新たに合宿でトライした3-4-2-1が採用されれば、まさにぶっつけ本番。実戦を通して「動きの連動性やマークの受け渡し、ポジショニング」を確認しなければならない。そのうえで、ワールドカップに向けた機運を高めるべく、内容と結果が求められる。ハードルの高いミッションだ。
とはいえ、吉田に気負いはないようだ。報道陣から、公開練習が続いた今合宿について尋ねられると、「非常にやり辛いですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに答える余裕を見せた。続けて、「でも、土日だったし、子どもたちが日本代表のサッカーを見る機会は多いわけではないので。秋津周辺の方々はラッキーでしたね(笑)」と話して周囲の笑いを誘ってもいる。
監督交代によって変わったのは、練習の公開・非公開だけではない。吉田はチーム作りのやり方についても変化したポイントを明かした。
「初めてなので、やり方を試合のなかでチャレンジしなければいけない。この試合の後にメンバーが決まるので全員が出し切らなければいけないし、そのうえでワールドカップへの準備も進めなければいけない」
新体制で初めての公式戦ともあって、やることは山積みだ。新たに合宿でトライした3-4-2-1が採用されれば、まさにぶっつけ本番。実戦を通して「動きの連動性やマークの受け渡し、ポジショニング」を確認しなければならない。そのうえで、ワールドカップに向けた機運を高めるべく、内容と結果が求められる。ハードルの高いミッションだ。
とはいえ、吉田に気負いはないようだ。報道陣から、公開練習が続いた今合宿について尋ねられると、「非常にやり辛いですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに答える余裕を見せた。続けて、「でも、土日だったし、子どもたちが日本代表のサッカーを見る機会は多いわけではないので。秋津周辺の方々はラッキーでしたね(笑)」と話して周囲の笑いを誘ってもいる。
監督交代によって変わったのは、練習の公開・非公開だけではない。吉田はチーム作りのやり方についても変化したポイントを明かした。
「大きく変わったのはやっぱり、一方的にやり方を聞いてそれにトライするのではなく、双方の意見を取り入れつつ、ディスカッションしながら作り上げていくところかなと思います」
ハリルホジッチ前体制では、選手同士によるミーティングを制限されていたが、西野監督の元ではコミュニケーションが推奨されている。監督自身も選手の意見に耳を貸し、ともにチームを作り上げていこうとする構えだ。そうした現体制の姿勢を、吉田も「時間がないから話していかなければならないところもありますが、話して共通理解を持つのは大事なこと」と好意的に受け止めている。
ワールドカップまで時間はなく、チームの骨格も不透明な現状は喜ばしいものではないだろう。しかし、日本代表の雰囲気は、今まで以上に前向きなようだ。
ハリルホジッチ前体制では、選手同士によるミーティングを制限されていたが、西野監督の元ではコミュニケーションが推奨されている。監督自身も選手の意見に耳を貸し、ともにチームを作り上げていこうとする構えだ。そうした現体制の姿勢を、吉田も「時間がないから話していかなければならないところもありますが、話して共通理解を持つのは大事なこと」と好意的に受け止めている。
ワールドカップまで時間はなく、チームの骨格も不透明な現状は喜ばしいものではないだろう。しかし、日本代表の雰囲気は、今まで以上に前向きなようだ。