サラー売却でサポーターを怒らせたローマが
チャンピオンズ・リーグ決勝でレアル・マドリーに1-3で敗れ去り、13シーズンぶりの欧州制覇を逃がしたリバプール。その試合でふたつの大失態を犯したのが、ドイツ人GKのロリス・カリウスだ。
ユルゲン・クロップ監督をはじめ、仲間やOB、そしてキエフに駆け付けたサポーターも擁護の姿勢を示したが、いまだSNS上では誹謗中傷に近いバッシングが繰り返されている。なかにはカリウス自身やその家族に対する殺人予告まで飛び出す始末で、マージーサイドの当局が捜査をスタートさせている。そう簡単には収束しそうにない。
とはいえ、大一番でのとんでもないミスは消えない。元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏は一定のシンパシーを示しつつも、「あの舞台では絶対に起こってはいけないプレー。もともとのクオリティーの欠陥だ」と断じた。英メディアは試合翌日から一斉に“新守護神候補”を取り沙汰し、カリウスへのダメ出しを繰り返している。
ユルゲン・クロップ監督をはじめ、仲間やOB、そしてキエフに駆け付けたサポーターも擁護の姿勢を示したが、いまだSNS上では誹謗中傷に近いバッシングが繰り返されている。なかにはカリウス自身やその家族に対する殺人予告まで飛び出す始末で、マージーサイドの当局が捜査をスタートさせている。そう簡単には収束しそうにない。
とはいえ、大一番でのとんでもないミスは消えない。元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏は一定のシンパシーを示しつつも、「あの舞台では絶対に起こってはいけないプレー。もともとのクオリティーの欠陥だ」と断じた。英メディアは試合翌日から一斉に“新守護神候補”を取り沙汰し、カリウスへのダメ出しを繰り返している。
英高級紙『The Guardian』は、その筆頭候補がASローマのブラジル代表GK、アリソンであると言い切り、こう説明している。
「カリウスのあのプレーがなくても、リバプールにとってワールドクラスのGK獲得は積年の悲願である。もうひとりのシモン・ミニョレは退団を望んでおり、クロップ監督もいよいよ大金投下のタイミングと捉えている。リストの最上位にいるのがアリソンだ。チャンピオンズ・リーグ準決勝(リバプール戦)でのハイパフォーマンスは記憶に新しい」
しかしながら、ローマ側が難色を示しているという。理由はシンプルだ。
「昨年の夏にローマはリバプールにモハメド・サラーを3690万ポンド(約55億4000万円)で売却した。その後の活躍は周知の通りだが、アイドルをカネのために売り捌いたクラブ首脳にサポーターの怒りが爆発。今回のアリソンへのオファーについて、ローマが慎重になっているのはそのためだ。(リバプールは)根気強く交渉を続けるほかない」
「カリウスのあのプレーがなくても、リバプールにとってワールドクラスのGK獲得は積年の悲願である。もうひとりのシモン・ミニョレは退団を望んでおり、クロップ監督もいよいよ大金投下のタイミングと捉えている。リストの最上位にいるのがアリソンだ。チャンピオンズ・リーグ準決勝(リバプール戦)でのハイパフォーマンスは記憶に新しい」
しかしながら、ローマ側が難色を示しているという。理由はシンプルだ。
「昨年の夏にローマはリバプールにモハメド・サラーを3690万ポンド(約55億4000万円)で売却した。その後の活躍は周知の通りだが、アイドルをカネのために売り捌いたクラブ首脳にサポーターの怒りが爆発。今回のアリソンへのオファーについて、ローマが慎重になっているのはそのためだ。(リバプールは)根気強く交渉を続けるほかない」