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宇佐美が3戦連続弾! 先制点もアシストして勝利の立役者に!! 原口も復帰戦で存在感を示す

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月04日

4試合ぶりの勝利でチームは首位の座奪回!

同時にスタメンとしてピッチに立った宇佐美と原口。結果を残した前者はもちろん、復帰した後者も好印象を残した。写真は1月のアウエ戦。 (C) Getty Images

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 3月4日、ブンデスリーガ2部の第25節が行なわれ、デュッセルドルフは2-1でザンクト・パウリを下した。
 
 前節、序盤で3点をリードしながら、逆転されるというショッキングな負け方をしたデュッセルドルフだが、今節は先に試合を行なったニュルンベルクがグロイター・フュルトに敗れたため、勝てば首位再浮上というチャンスが舞い込んでいた。
 
 この重要な一戦で、宇佐美貴史は2試合連続のスタメン。そして21節ザントハウゼン戦で相手選手とのバッティングで脳震盪を起こして戦列を離れていた原口元気も復帰し、日本人選手2人がピッチ上で試合開始を迎えることとなった。
 
 試合はアウェーのザンクト・パウリが攻勢に立ち、3分にはブハドゥズがヘディングでファーストシュートも放つ。
 
 対するデュッセルドルフ、7分に左ウイングの原口がサイドを駆け上がってクロス。これはカットされるも、ここからホームチームの攻撃が活性化し、8分にはCKを得る。これを右ウイングの宇佐美がゴール前に入れると、走り込んだホフマンが自身の胴体に当ててゴールに押し込み、先制ゴールを挙げた。
 
 リードを奪ったデュッセルドルフはしばらく攻勢を維持するも、間もなくしてザンクト・パウリも反撃を受け、守勢のなかで再三相手の突破を許し、フィニッシュまで持ち込まれる。
 
 このような状況のなかで、攻撃のスイッチを入れるのが原口。中盤や右サイドにポジションを移しながら、ボールを動かして流れを変えようする。すると、しばらくは攻撃が活性化する。しかし、この日のデュッセルドルフは、それが長く続かない。
 
 宇佐美は30分にカウンターでボールを前に運び、スルーパスからヘニングスのループシュート(枠外)を引き出したり、CKでも良いボールを入れていったりしたが、良いかたちでプレーに絡む機会は少なく、仕掛ける回数も少なかった。
 
 前節同様、守備に不安を感じさせるデュッセルドルフはアディショナルタイム、バックパスを受けたGKヴォルフがダイレクトでキック。これが寄せていたブハドゥズに当たってボールはゴールに向かって飛ぶが、ポストをはね返るという幸運で失点を免れる。
 
 劣悪なピッチコンディションも影響したかもしれないが、ともに大事なところでのパスやボールコントロールに精度を欠いた前半は、ポゼッションではホームチームが上回るも、ザンクト・パウリの積極性が印象的だった。
 後半は立ち上がりからデュッセルドルフが攻勢。47分、左からのクロスをフィンクがフリーで受けるが、胸トラップからのシュートはわずかに右に逸れる。51分には、ギーシェルマンからのパスを受けた原口が、エリア内で左足に持ち替えて最初のシュートを放つが、これも枠を捉えられない。
 
 ここから攻守が激しく入れ替わる展開となり、ザンクト・パウリのブハドゥズがヘディングシュートを放つと、返す刀で原口がドリブルで中央突破を試み、これを防いだアウェーチームが今度は、その流れからシュナイダーがエリア左外からの惜しいシュートでデュッセルドルフ・ゴールを脅かした。
 
 56分、デュッセルドルフはシャウエルテが右サイドを突破して入れたクロスを受け、ヘニングスが決定的なシュートを放つもGKインメルマンの好守に阻まれる。その1分後、宇佐美がミドルをゴール右隅に飛ばすが、これもインメルマンが好反応を見せ、CKに逃れた。
 
 61分、原口がピッチを退き、ラマンが登場。久々の実戦となった原口は、時折、プレーが乱れることはあったものの、攻撃を牽引する存在としての貫禄を随所に感じさせ、復帰戦としてはまずまずの出来だったのではないだろうか。
 
 一方の宇佐美はピッチを幅広く動きながらプレーに絡み、74分、左からパスを受けると、エリア外から左足を一閃。今度こそ、ボールは右隅に突き刺さり、自身3試合連続ゴールを決めるとともに、貴重な追加点をチームにもたらした。
 
 その後、ザンクト・パウリの攻撃をかわしながら、攻撃では幾度か好機を作って試合を進めたデュッセルドルフ。アディショナルタイムに1点を返されたものの、何とかリードを守り切って4試合ぶりの勝利を飾り、首位再浮上を果たした。
 
 前節に続く1ゴール1アシストで勝利の立役者となった宇佐美。前半は、ラマンに比べると相手に与える脅威という部分で物足りなさを感じさせたが、目に見える結果を残したことで、今後もフンケル監督のファーストチョイスであり続けそうだ。
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